■[一般書] 喫茶おじさん
原田ひ香 著
小学館
松尾純一郎、57歳。早期退職し、現在無職。妻子はあるが現在は別居中。再就職のあてはないし、これといった趣味もない。純喫茶巡りを趣味にしようと、コーヒーとその店の看板の味を楽しみながら各地を巡るが…。苦い過去を抱えていた。妻の反対を押し切り、退職金を使って始めた喫茶店を半年で潰していたのだ。仕事、老後、家族関係…。たくさんの問題を抱えながら、今日も純一郎は純喫茶を訪ねる。
■[一般書] 照子と瑠衣
井上荒野 著
祥伝社
「身勝手な女」と呼ばれたって1ミリも後悔なんかしないわ。照子と瑠衣。ともに70歳。妻を見下す夫を捨て、老人マンションの陰湿な人間関係を見限った。新天地に来て、ストレスのない暮らしを手に入れたふたりは、自分の人生を取り戻していき…。
■[絵本] あったらいいね
多田ヒロシ 作
こぐま社
あったらいいね、パンでできたぼうし。いろいろなくだものがいっぺんになる木。宇宙に行けるエレベーター…。ワクワクするような“あったらいいね”をたくさん集めた絵本。
問合せ:森町立図書館
(9:00~17:00 水曜のみ19:00まで 月曜休館)
※月曜日が祝日の場合は火曜日以降の平日が休館日
【電話】85-1113
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