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町政Pick Up-Kawazu Town-

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静岡県河津町

■令和6年能登半島震災職員派遣
3人の職員が能登半島へ

令和6年1月1日に発生した能登半島地震により
甚大な被害を受けた石川県穴水(あなみず)町・白山(はくさん)市へ町職員3人を派遣しました。

○町民生活課 税務係 主事 白井 淑基
派遣期間:1月28日~2月5日
業務内容:被災した住宅の罹災証明書発行に関わる被害認定調査
発災して4週間たった穴水町は、断水や震度4程度の余震が続き、いまだ地震の被害が目の前に広がる中での調査となりました。今回の住宅の被害認定では、タブレットとシステムを使用することで、公平性とスピードをもって調査することができました。また、人の手の入っていない空き家は全壊・大規模半壊の確率が高く、隣接の住家や水路への流れ込みなど2次被害を出しており、空き家への事前の対策の必要性を強く実感しました。

○議会事務局 書記 山田 祐司
派遣期間:2月18日~26日
業務内容:罹災証明書発行の申請に基づき、建物の傾きや壊れ具合の調査
住宅の倒壊、道路の陥没や隆起は想像以上の被害状況で、発災当時は相当な命の危険を感じただろうことが容易に想像できました。発災から1か月半が経過してもなお危険個所は多く、復興には多くの人の協力と時間が必要と感じました。1週間の短い期間の中、1件でも多く調査できるよう、他県の派遣職員と協力し被害認定調査に当たりました。研修では掴めない実務での学び、河津町が被災した際には何が必要かを深く考える機会となりました。

○健康増進課 健康係 係長 稲葉 臣
派遣期間:3月1日~6日
業務内容:白山市の宿泊施設へ2次避難している被災者への健康支援
二次避難所の白山市の旅館やホテルでの避難生活は、体育館等に比べ格段に生活環境は整ってはいますが、家族以外の人との同室、施設内に同郷の人が少ない、地元の情報が入りづらい等のデメリットも。被災経験や長引く避難生活は大きなストレスとなり、不眠、気分の落ち込み、高血圧等心身の不調につながっていました。地元から離れた避難所であっても、支援が必要な方が置きざりにならないような健康支援体制が求められると感じました。

■町内各地で支援活動
広がる支援の輪
現在、町では被災された方々を支援し、生活再建の一助とするため、役場本庁舎1階と保健福祉センター1階、文化の家、社会福祉協議会に「令和6年能登半島地震災害義援金」の募金箱による受け付けを行っています。
また、河津中学校生徒会執行部と代表生徒が中心となり、桜まつり期間中、会場を訪れた観光客に向けて募金活動を行うなど、被災された人々の一日も早い日常の復興を願う町民の支援の輪が広がっています。

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