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自治体の皆さまへ

いま、あなたを待っている子どもがいます 「いつか」を「いま」に いま、里親になろう

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静岡県焼津市

〔今月は里親月間〕

虐待や親の病気など、さまざまな理由で、家庭で暮らせない子どもたちが市内にもいます。
子どもたちに「家庭という居場所」を届けるため、里親になってみませんか。10月の「里親月間」を機会に、里親に理解を深めてみましょう。

■里親STORY 佐藤浩市さん・亜矢子さん夫妻
※こども家庭庁ホームページより引用。

俳優の佐藤(さとう)浩市(こういち)さん・亜矢子(あやこ)さん夫妻は、乳児院や児童養護施設の子どもたちを週末や休み期間に預かる「フレンドホーム」の取り組みを、5年以上に渡り続けています。月や年単位で養育する「養育里親」と比べ、子どもと過ごす時間は限られています。それでも佐藤さん夫妻は「子どもと向き合う中で、かけがえのない時間を過ごさせてもらっている」と言います。
佐藤さん夫妻に、これまでの思いやエピソードを語っていただきました。

浩市:児童養護施設の子どもと触れ合うボランティアをやっている亜矢子さんが、自室に引きこもりがちの女の子がいると知ったことがきっかけでした。家庭で過ごすことで少しでも元気になってもらえたらと、フレンドホームに参加しました。女の子は、なかなか普通の声で話すことはできませんでしたが、じっくりと向き合い、見守ることにしました。笑顔が見られた時には、喜びを感じましたね。
亜矢子:週末だけ、お休みの時だけでも、家庭生活を送ることは子どもの未来に変化を起こすと思います。里親制度をぜひ知っていただきたいです。
浩市:責任はあるから、背伸びは必要なんです。でも、ずっと背伸びをしていたら相手も疲れてしまいますよね。ある時、背伸びをやめてかかとを落としたら、背伸びしていた時と見える景色が同じだったんです。僕が子どもと関われたからなんだと思っています。

■profile
佐藤浩市(さとうこういち)
1960年、東京都生まれ。19歳で俳優デビュー。日本アカデミー賞最優秀主演男優賞をはじめ、数々の賞を受賞。

佐藤亜矢子(さとうあやこ)
舞台女優として活動後、1993年に結婚。2014年より児童養護施設の子どもを支えるボランティアを始める

■里親Q and A
Q 特別な資格が必要?
所定の研修を受け、子どもに適した住環境があるなどの要件を満たしていれば、特別な資格は不要です。保護を必要とする子どもに寄り添い、温かい愛情と正しい理解を持って接することができれば大丈夫です。
※詳しくはこども家庭庁ホームページを確認してください。

問合せ:
・こども相談課【電話】626-1165
・児童家庭支援センターはるかぜ【電話】656-3456

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