◆みなさんは、歯や口の中の状態が全身に影響があることを知っていますか?
歯や口の中の状態は、食べることや話すことなどの機能だけでなく、全身の機能にも影響しています。歯周病になると、原因となる菌が血流に入り、炎症反応を引き起こし、血栓の生成に関わるといわれています。さらに、歯周病菌が放出する物質が血管の内側を傷つけ、循環器疾患になりやすくなる可能性も報告されています。なお、喫煙したり糖尿病を未治療のままでいると、歯周病を悪化させてしまいます。
また、歯の数が減ってしまうと、硬いものをうまく噛んで食べることができず栄養状態が悪くなり、体重が落ちる、見た目に自信がなくなって人と会う機会が減る、生活の質が下がってしまう、といったことにもつながります。
このように、口のトラブルを放置してしまうと、全身にさまざまな不調をきたしてしまいます。
◆歯や口の中の健康は下記のような全身の健康につながります!
・認知症予防
・介護予防
・血糖値の改善
・心筋梗塞や脳梗塞の予防
・死亡率の低下(寿命の延長)
毎日のブラッシングやフッ化物を使用したお手入れ、年に1度は定期的な受診が大切です。
自分の口の中の状態を振り返り、正しくケアをすることで全身の健康を手に入れましょう!
問合せ:健康づくり室
【電話】0557-86-6294
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