■わが家の地震対策3本柱
本市では、地震に備え、命を守る取り組みとして
(1)耐震化
(2)家具の固定
(3)非常用品の準備
を推奨しています。
(1)耐震化
木造住宅の耐震補強工事や防災ベッド、耐震シェルター設置補助など、地震に備える耐震化を促進しています。
問合せ:建築住宅課
【電話】643・3481
(2)家具転倒防止器具取付サービス
過去の震災では、死亡者の10%、負傷者の46%が家具の転倒、落下が原因だったという調査結果が出ています。本市では、家具の転倒防止に効果的とされるL型金具などの家具固定を、年5台まで原則無料で行うサービスを実施しています。
(3)非常用品の準備
非常用品は、「非常持出品」と「非常備蓄品」に分けられます。非常食・飲料水も「非常持出品」と「非常備蓄品」を合わせて7日分以上、備蓄しましょう。
非常持出品:大きな災害が起きた場合、家屋の倒壊や消失なども考慮して、避難するときに持ち出すべき最低限のものです。速やかに持ち出せるようリュックなどに詰めておきましょう。
非常備蓄品:災害の影響で電気やガス、水道などが途絶え、物資の支援などが行き届くまでの間、自宅や避難所で生活するためのものです。飲料水の目安は1人1日3リットルです。
■携帯トイレを備蓄しましょう
能登半島地震でも、水道が止まり、いつものようにトイレの水を流すことができなくなりました。下水道についても破損した場合は、排せつ物が流せなくなる場合もあります。トイレの使用をがまんすると体調を崩すこともあります。自分自身と家族を守るため、「携帯トイレ」も備蓄しましょう。
携帯トイレの備蓄の目安:1日5回分×7日分×家族の人数分
携帯トイレは、既存のトイレに設置して使用するものや、小型で持ち運びができる簡易トイレなど、さまざまな製品があります。家族の人数や、普段のトイレの使用回数などを想定して備えましょう。
■要配慮者に応じた備蓄を
乳幼児:粉ミルク、使い捨ての哺乳瓶、月齢に応じた離乳食 など
高齢者:レトルト食品や、アルファ米のおかゆ、栄養補助食品 など
食物アレルギーの人:原因食物(アレルゲン)が含まれていない食品、食べ慣れた食品 など
■災害時協力井戸
市では、大規模災害発生時に備え、近隣の被災者に飲用以外の生活用水を提供いただける井戸を「災害時協力井戸」として登録を進めています。(現在、応募を受け付けている地区もあります。)
登録井戸の所在地などは市ホームページ「登録井戸一覧」に掲載し、随時更新していきます。
※詳しくは、ホームページをご覧ください。
■感震ブレーカーの設置を推進
地震の揺れを感知し、自動的に電気の供給を遮断することで、通電火災を防ぐ「感震ブレーカー」の設置を推奨しており、設置にかかる費用の一部を補助しています。
※詳しくは、ホームページをご覧ください。
■災害義援金について
能登半島地震によって被災された方々の支援のため、募金箱を市役所1階ロビーに設置しています。また、振込での募金も受け付けています。詳しくは、ホームページをご覧ください。皆さまの温かいご支援をお願いします。
問合せ:福祉政策課
【電話】643・3148
■スマートフォンアプリ「藤枝市防災」
同報無線の放送内容、防災気象情報、避難情報など、本市に特化した各種防災情報を発信しています。
問合せ:地域防災課
【電話】643・2110
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