全ての高齢者がしあわせに暮らせるまちづくり
計画の詳細は、市ホームページからご確認ください。
4月、市は「袋井市長寿しあわせ計画(第10次袋井市高齢者保健福祉計画・第9期袋井市介護保険事業計画)」(令和6〜8年度)を策定しました。
市では、この計画をもとに本市に住む全ての高齢者が豊かにいきいきと暮らせることができる社会の実現を目指します。
◆計画の基本理念
「長寿しあわせ計画」は、高齢者に対する保健・医療・介護・福祉について総合した計画です。
「全ての高齢者が尊重され、住み慣れた地域で、健やかに自分らしく暮らせる長寿社会を築きます」という基本理念のもと、3つの基本目標を設定。総合健康センターが中心となって地域や関係機関と連携し、計画を遂行していきます。
◆長寿しあわせ計画3つの基本目標
◇01 元気でいきいきと暮らせる健康長寿社会の実現
・健康寿命の延伸~健康づくり、自立支援、介護予防・重度化防止~
高齢になっても地域社会において役割を担い、生きがいを持って自分らしい暮らしを続けることができるよう、介護予防やボランティア活動、就労などでの社会参加や生きがいづくりを促進します。
また、地域において保健師・管理栄養士・歯科衛生士・リハビリテーション専門職等の幅広い医療専門職の関与により、介護予防・疾病予防・重度化予防を促進します。
◇02 共に支え合い、地域で安心して生活できる社会の実現
・地域共生社会の実現
高齢者やその家族が安心して生活できるよう、生活支援コーディネーターや協議体が中心となり、地域のニーズに応じて介護予防や生活支援を担う団体・人材の育成に取り組みます。
・認知症施策の推進
認知症施策のさらなる充実に努め、認知症に対する正しい知識の普及・啓発に取り組むとともに、認知症の方が地域の一員として活躍できる仕組みをつくり、認知症の方と一緒に暮らせる社会の実現を目指します。
・在宅医療・介護連携の推進
高齢者が住み慣れた地域で自分らしく暮らせるよう、医療と介護に関わる多職種が相互の理解や情報を共有し、在宅医療と介護を支える「多職種連携」を推進します。
◇03 安心な生活を支援するための介護保険制度の推進
・介護保険事業の円滑な実施
介護が必要な状態になっても、高齢者が安心して日常生活を送れるよう、高齢者の状況や地域を取り巻く環境等に対応したサービス提供体制を整えていきます。また、高齢化が進む中でも介護サービスを継続して提供できるよう、人材を確保します。さらに、介護事業所を対象とした集団指導などにより介護サービスの質の向上を目指します。
問合せ:
・健康長寿課地域包括ケア推進係【電話】84-7534
・保険課介護保険係【電話】44-3152
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