■11月9日(木)~15日(水)は秋季全国火災予防運動
徐々に肌寒い季節となってきました。今回は、これからの季節に起きやすい火災と予防対策について紹介します。
◇こたつのやさしい暖かさに潜む意外な危険
こたつは、電気ストーブに比べて温度が低く安全なイメージがありますが、使い方を誤ると火災になることがあります。
予防対策:
・衣類などをこたつの中に入れない。
・こたつ布団がヒーター部分を覆わないように注意する。
◇冬の強い味方、ストーブの危険性
ストーブは、取り扱いが比較的簡単なため、就寝時の暖房として使用する人が多く、布団や毛布が接触し加熱され火災となるケースがあります。
予防対策:
・カーテンなどの燃えやすいものの近くで使用しない。
・洗濯物をストーブの上に干したり、近くで乾かしたりしない。
・近くにスプレー缶は絶対に置かない。
◇思いもよらないことで起こる収れん火災
収れん火災とは、太陽光が鏡やレンズなどにより、反射や屈折して1点に集中することで可燃物が発火することをいいます。虫眼鏡で光を集めて紙を燃やすのと同じ原理です。冬場は、太陽高度が低いため、部屋の奥まで日光が届いて建物内での収れん火災が発生しやすいです。
予防対策:日光があたる所に凹面鏡や凸レンズを置かない。
◇住宅用火災警報器~住宅火災の救世主~
住宅用火災警報器の設置及び定期的な点検を行うようにしましょう。主な設置位置は、寝室と階段です。交換の目安は設置から10年です。
問合せ:富士山南東消防本部予防課
【電話】972-5802
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