旨味(うまみ)がぎゅっと詰まった旬の味わいを楽しみませんか。
静岡市は、市内を流れる安倍川・藁科川・興津川流域の山間地から、駿河湾を臨む日本平山麓まで茶畑が広がる全国有数の茶産地です。
市内のお茶の多くは、川霧のかかる山間地の急峻(きゅうしゅん)な斜面で作られることから「山のお茶」とも呼ばれています。
■本場の味を気軽に お茶カフェ
「お茶のまち静岡市」には、気軽にお茶を楽しむことができる「お茶カフェ」が30店舗以上あります。自分だけのお気に入りの一杯を探してみましょう♪
▽しずチカ茶店(ちゃみせ)「一茶(いっさ)」
市内約50社の茶商自慢のお茶がそろっています。スタッフがお茶のおいしい入れ方を教えてくれるので、急須を使ったお茶を手軽に楽しめるのが魅力です。
▽四季菜(しきさい)Gelato(ジェラート) and Café(カフェ)きらり
JAしみず直営のアンテナショップ。旬の農産品を使ったジェラートをはじめとした和洋スイーツを清水産の緑茶や紅茶と一緒に楽しめます。
■知ってる?お茶が心と身体に良い理由
緑茶には健康に良い成分が多く含まれていることが知られています。
ここでは、主な成分と効能を紹介します。
※お茶のまち静岡市のHPより
▽テアニン 甘味・旨味成分
緑茶特有の成分で、心と身体をリラックスさせる。
▽カテキン 渋味・苦味成分
動脈硬化、がんなどの生活習慣病の予防になると言われている。
▽カフェイン 苦味成分
眠気を覚ましたり、脳や心臓の働きを活性化させると言われている。
▽ミネラル
フッ素・亜鉛・マンガンなど。特にフッ素は歯の表面を強くして虫歯予防につながる。
▽ビタミンC
健康と美容をサポート。免疫力向上、ストレス軽減、美肌効果が期待できる。
お茶のまち静岡市のHPでは、さまざまなお茶の話題をお届けしています。ぜひ、ご覧ください。
■おすすめ~お茶をもっと学びたい人に~
「静岡市お茶の学校」受講生を募集します!
詳しくは、本紙2ページをご覧ください。
静岡市は、市民の緑茶の購入金額が5年連続日本一であり、お茶の消費が盛んなまちです。現在、市では、「第2次静岡市茶どころ日本一計画」に基づき、お茶に関する伝統、文化、産業等を守り、次代に継承していくためのさまざまな施策を実施しています。いよいよ新茶シーズンを迎えますので、皆さんも「静岡市のお茶」を飲んで「お茶のまち静岡市」を盛り上げていきましょう。
静岡市長 難波喬司
問合せ:農業政策課
【電話】354-2089
※関連記事を、本紙2ページ、16ページに掲載
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