■香川本鷹(ほんたか)
「香川本鷹」は、約(やく)400年前から香川県で栽培(さいばい)されている伝統野菜(でんとうやさい)です。一度は生産(せいさん)が途絶(とだ)えてしまったものの、地元有志(ゆうし)と県の努力(どりょく)で復活(ふっかつ)。他品種(ひんしゅ)と交雑(こうざつ)しないように種子を管理(かんり)しながら、今日まで栽培が続(つづ)いています。
鮮(あざ)やかな赤い実の大きさは、一般的(いっぱんてき)なトウガラシの2~3倍となる7~8センチ。辛(から)さも強く、その中に感じるうまみ、深みのある強い香(かお)りが特徴(とくちょう)です。うどんの薬味にはもちろん、漬物(つけもの)や煮物(にもの)などのアクセントにぴったり。一度食べれば違(ちが)いは歴然(れきぜん)です。産直(さんちょく)や「さぬき讃(さん)シリーズ」サポート店などで見かけたら、ぜひお試(ため)しください。
◯特徴1
一般的なトウガラシより強い辛さとうまみ
◯特徴2
深みのある強い香り
◯特徴3
7~8センチにもなる大きな実
◆ベジィさんのレシピ 県産ニンニクと香川本鷹のスタミナカレー
◯材料(ざいりょう」)(4人前)
・香川本鷹:1本
・ニンニク:大きめ3粒(つぶ)
・オリーブオイル:大さじ2
・玉ねぎ:1個(こ)
・ズッキーニ:1本
・豚(ぶた)バラ薄切(うすぎ)り肉:200g
・市販(しはん)のカレールー:4人分
・水:800mL
・香川本鷹一味:お好(この)みで
◯作り方
1 ニンニクは厚(あつ)めにスライス、玉ねぎは薄切り、ズッキーニと豚バラ肉は一口サイズに切る。
2 香川本鷹は半分程度にちぎって、種(たね)を取り出して水につけておく。
3 オリーブオイルをひいたフライパンで、ニンニクを香(かお)りが出るまで弱火で炒(いた)める。トッピング用に半分程度(ていど)、別(べつ)の皿によけておく。
4 同じフライパンでズッキーニ、玉ねぎ、豚バラ肉と香川本鷹を加えて油が回る程度に炒める。
5 水を加えて15分程度煮込(にこ)んだ後、カレールーを加(くわ)えてさらに5分程度煮込む。
6 ごはんとカレーを皿に盛(も)って、ニンニクをトッピングし、完成(かんせい)。
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