■葉ゴボウ
ゴボウはゴボウでも、根から茎(くき)(葉柄(ようへい))、葉まで全部食べられる「葉ゴボウ」を知っていますか。県を代表する「春を呼(よ)ぶ野菜(やさい)」で、柔(やわ)らかくシャキシャキとした歯応(はごた)えが特徴(とくちょう)です。煮物(にもの)や天ぷら、きんぴらなどの料理(りょうり)がお薦(すす)めです。
出回り時期は1月から4月。生産農家が減少(げんしょう)する中、絶(た)やさないようにと大事に作られている「レアベジ(※)」です。「さぬき讃(さん)シリーズ」サポート店などで見かけたらぜひ手に取って、香川ならではの春の味覚(みかく)を味わってみてください。
※伝統(でんとう)野菜など希少性(きしょうせい)の高い野菜を指す造語(ぞうご)
◎60センチ以上にもなる長さ!香川の春の味です。
◯特徴1
根から葉まで全部食べられる
◯特徴2
シャキシャキとした歯応え
◆ベジィさんのレシピ
◯葉ゴボウの炒(いた)め煮
《材料(ざいりょう)(4人分)》
・葉ゴボウ:1束(たば)
・天ぷら(揚(あ)げかまぼこ):1枚
・ニンジン:1/4本
・サラダ油:大さじ2
・イリコだし:400g
・調味料(ちょうみりょう)A(みりん、酒、薄口(うすくち)しょうゆ:各(かく)25cc)
・塩(しお):小さじ1/2
・ごま油:適量(てきりょう)
《作り方》
1 葉ゴボウは葉を切り落とし、たわしなどで茎の繊維(せんい)、根(ゴボウ)の土を落とす。根はささがきにして水にさらす。茎は5センチの斜(なな)め切りにする。
2 天ぷらは2ミリくらいの厚(あつ)さに、ニンジンは斜めに切る。
3 葉ゴボウは5分程度(ていど)下ゆでをし、冷水(れいすい)に入れて冷(さ)ます。
4 鍋(なべ)にサラダ油を入れ、葉ゴボウ、ニンジン、天ぷらの順(じゅん)に入れて強火で炒め、全体に火が通ったらイリコだし、調味料Aと塩を入れてひと煮立ちさせる。最後(さいご)に香(かお)り付(づ)けのごま油を鍋肌(はだ)から回し入れて出来上がり。
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