[ポイント1]
■我が家のしつけの方針を家族・夫婦で話し合ってみよう
「しつけのねらいって何だろう?」
「しつけ」の元々の意味は着物を縫う時に仮に縫いつけておく「しつけ糸」のこと。しつけの成功は、「しつけ」がなくなっても子どもが自ら考え、適切に行動できることにあります。
大切なのは、「いかにしつけ糸をはずすか」=しつけた結果「子どもが自分からできるようになること」です。このことを頭に入れ、わが家のしつけで大切にしたいことを、家族で話し合っておけるといいですね。
[ポイント2]
■まずは親が子どもの前で正しい態度を示すことを心がけよう
「「しつけ」から子どもは何を学ぶ?」
子どもはしつけを通じ、自分のしたこと、したいことが目の前の相手にとってもよいこと、してほしいこととは限らないということを学びます。
子どもにとって最も身近にいる親として、社会において守るべき約束やルールとは何か、相手のことを思って行動するとはどのようなふるまいかを目の前で示すことは、子どもにとって最も効果的な「しつけ」の一つでしょう。
[ポイント3]
■「子どもがやってみたくなる」しつけ方を工夫してみよう
「「しつけ」を進める上で」
「体罰」は法令上禁止されている叱り方です。日常的な児童虐待につながる可能性も考えられます。「強い言葉で子どもを脅してさせる」関わりよりも、「子どもに自分でやってみる気にさせる」関わりがしつけの近道です。
(県教委「今こそ家庭教育」より)
問合せ:生涯学習課
【電話】0879-26-9974
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