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【特集】いつ起きてもおかしくない 南海トラフ大地震に備えて(1)

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香川県三豊市

■危険性を知りましょう
今年1月1日に令和6年能登半島地震、4月17日には豊後水道(ぶんごすいどう)を震源とする大きな地震が発生しました。
「南海トラフ大地震」は、今後30年以内の発生確率が70~80%とされています。改めて防災意識を高めましょう。

◇予想される被害は
南海トラフ大地震が発生した場合、市内では、震度6弱以上、一部地域では震度7の揺れが想定されています。
被害想定は、死者630人、負傷者2,400人、全倒壊数6,500棟とされています。

◇津波による浸水
最大4メートル未満の津波が想定されています。
詫間町・三野町の一部では、短時間で、徒歩での避難が困難となる30cmの浸水が想定されています。

◇土砂崩れ
市内全域に土砂災害(特別)警戒区域が分布しています。付近に住んでいる人は、早めの避難が必要です。

◇ため池の決壊による浸水
高瀬町や豊中町などの内陸部では、ため池が決壊し、浸水する可能性があります。
津波と同様に、地域によって時間差があります。

■市内の想定最大震度 震度6弱~震度7
住居や職場など、危険な場所を再確認!

※本紙3ページ掲載の地図をご覧ください。

危険な場所は、総合防災マップでご確認ください。危機管理課や市民課、各支所で配布しています。3カ国語にも対応しています。

■情報を手に入れましょう
◇市公式LINE
市政情報のほかにも、災害発生時には、防災情報を発信します。事前に登録をお願いします。

◇その他の関係機関
・かがわ防災Webポータル
・国土交通省 川の防災情報
・気象庁

■災害に備えましょう
◇家を安全な場所にする
家具の転倒や落下が原因で、下敷きになって逃げ遅れたり、火災を引き起こしたりと、揺れが収まった後も危険がたくさんあります。
日頃から強い揺れを意識して、家の中での安全を確保しておきましょう。
家具類転倒防止器具の補助金もありますので、ぜひご利用ください。

◇家の耐震をする
特に、昭和56年5月以前に建てられ、耐震補強をしていない家は、震度5強程度の揺れまでの耐震性しかないため、倒壊する恐れが非常に高いです。

◇住宅の耐震対策を支援しています
市では、昭和56年5月以前に建てられた住宅の耐震診断や耐震改修工事などにかかる費用の一部を補助しています。
補助対象や補助金額などの詳細は、広報4月号または市ホームページをご覧ください。
まずはお気軽にご相談ください。

問合せ:建築住宅課
【電話】73・3044

■備蓄品を用意しましょう
災害が起きても生活できるように、あらかじめ必要な物を自宅に備蓄して、非常時の持ち出し品を袋にまとめておきましょう。下のチェックリストを活用して、今一度ご確認ください。
非常時にすぐに持ち出せるように、玄関の近くなどに置いておきましょう。

◇主な備蓄品
1週間分以上を準備しておきましょう
食品:
・飲料水(1人につき1日3リットル)
・非常食
道具:
・カセットコンロ
・ガスボンベ
・鍋
その他:
・歯磨きシート
・ドライシャンプー
・新聞

◇主な非常時持ち出し品
リュックなどにまとめて、すぐに持ち出せるようにしましょう
必需品:
・現金
・印鑑
・通帳のコピー
・健康保険証
食品:
・飲料水
・缶詰
・長期保存食
衣類・布物:
・下着・衣類
・手袋・軍手
・タオル
衛生用品:
・ティッシュ
・生理用品
・ごみ袋
・歯磨きセット
・マスク
電化製品:
・ラジオ
・携帯電話
・電池
・充電器
その他:
・スリッパ
・眼鏡
・薬・お薬手帳
・懐中電灯
・缶切り・ナイフ
・ヘルメット など

※これは一例ですので、各家庭ごとに、別途必要な物を準備してください。

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