◆帯曲輪石垣の試験積みを行っています!
石垣積上げ工事に向け、旧城内グラウンドの一角では帯曲輪(おびぐるわ)石垣の試験積みが行われています。復旧する三の丸石垣と帯曲輪石垣は、積み始めの位置がともに地中部であるため、崩落前にどんな勾配でどのように積まれていたかを記録した測量図や写真がありません。そのため、崩落した石垣を回収するときに確認できた石の並びや段数をもとに、勾配や石の置き方を推測しながら積まなければなりません。試行錯誤を繰り返しながら、できるだけ本来の姿に近づけるよう取り組んでいきます。
※詳細は本紙P.14をご覧ください。
問合せ:文化財保存活用課 丸亀城管理室
【電話】23-2107
◆丸亀城天守ブルーライトアップ(ライト・イット・アップ・ブルー)
ライト・イット・アップ・ブルーは、自閉症啓発のため世界がつながる青い光のリレーです。「世界自閉症啓発デー」の4月2日~8日を「発達障害啓発週間」として、史跡や街並などを「癒し」や「希望」を表す青色でライトアップしたり、講演会を開催したりするなど、全国各地で様々な取り組みが行われています。
市でも期間中、丸亀城天守をブルーライトアップします。この機会に、自閉症や発達障害に関して理解を深めませんか。
問合せ:福祉課
【電話】24-8805
◆丸亀城天守と大手一の門の内装をリニューアル
今年7月に始まる「城泊」に関連して、丸亀城天守と大手一の門の内装をリニューアルしました。これまでよりもさらに間近で構造を見たり、学べたりできるようになりました。皆さんも、築城400年の歴史を体感してみませんか。
○丸亀城天守
令和5年に、丸亀城の天守閣を訪れた人の数は12万人を超え、過去2番目に多くなりました。
観覧時間:午前9時~午後4時半
4月1日以降の入場料:
・大人400円
・小人(中学生以下)無料
◎リニューアルポイント
・防御用に設置された「狭間」や「石落とし」など、建物本来の構造が以前よりも見やすくなりました。
・QRコード付きのキャプションスタンドを見どころに設置。QRコードを読み取ることで、詳しい説明を読むことができます。
・Wi-Fi環境を整備。また、間接照明で、風流な雰囲気を演出。
・天守に特化したパンフレットを新しく作成し、来館者に配布します。
○大手一の門
丸亀城の正門で城の北側に位置する大手一の門は、寛文10年(1670年)に再建された櫓(やぐら)門で、国の重要文化財に指定。
藩士が太鼓を打ち、時を知らせていたことから「太鼓門」とも呼ばれています。
観覧時間:午前9時~午後4時
料金:無料
◎リニューアルポイント
建物の内部構造が見やすくなり、京極家ゆかりの「四つ目結紋」の幕や間接照明などを設置したことにより、厳粛な雰囲気となっています。
◆4月1日から大手一の門 櫓門スペースの一般利用が可能に
重要文化財としての価値を生かしたイベントや会議など、広い目的で利用することができます(要予約)。
料金:1時間あたり1500円
詳しくは、市観光協会ホームページをご覧になるか、市観光協会にお問い合わせください。
【電話】22-0331
◆4月1日から塩飽勤番所跡と笠島まち並保存センターの観覧料を改定
・大人…200円➡改定なし
・小人(中学生以下)…100円➡無料
問合せ:文化財保存活用課
【電話】22-6278
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