認知症は、老いの症状の一つで、誰もがなりうる可能性があります。近年では医療も介護も変化し、「認知症になってもその人らしさを尊重し、希望をもって生きることができる地域に変えていこう」といった新しい考えに変わってきています。
世界では、毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー(認知症の日)」、9月を「世界アルツハイマー月間(認知症月間)」として定め、この日を中心に認知症への理解を呼びかける取り組みを実施しています。
市でも、次のような取り組みを行いますので、これを機に、認知症への理解を深め、認知症になっても安心して暮らせるまちについて一緒に考えてみませんか。
『共に生き ともに歩もう 認知症』
(2024年度 世界アルツハイマー月間・デー標語)
※詳細は本紙P.6をご覧ください。
《認知症を知る》見て学ぼう 丸亀城オレンジライトアップ
9月2日(月)~19日(木)の日没~午前0時に、認知症のシンボルカラーであるオレンジ色に、丸亀城天守をライトアップします。オレンジ色に染まった天守を見て、その理由を家族や友人に伝えてあげてください。
《認知症を知る》認知症の人を介護する家族のための講座
[参加無料]
日時:9月19日(木)午後1時半~3時半
場所:マルタス1階多目的ホール2
対象:市内在住の認知症の人を、現在介護している家族(認知症の診断の有無は問いません)
内容「認知症をどう考えたらいいの?専門医から詳しく聞こう」
「認知症介護とうまく付き合っていくために」
講師:認知症サポート医 三舩義博(みふみよしひろ)さん(三船病院)
申込方法:9月13日(金)までに、地域包括支援センターにお申し込みください。
【電話】24-8933
《支える・つながる》わたしの居場所~まるちゃん~(認知症の人とご家族のつどい)
[参加無料]
「わたしの居場所~まるちゃん~」は、認知症の人やご家族が安心して参加できる場所です。認知症ご本人ができることや興味関心のあることなど、自分らしく活動をしたり、家族同士で交流し認知症介護への悩みや想いを共有したり、必要に応じて専門職員への相談もできます。
心がホッとできる時間を一緒に過ごしませんか。
日時:
・9月5日(木)・18日(水)
・10月3日(木)・16日(水)
午前10時~正午
場所:マルタス2階ROOM3・4
対象:市内在住の認知症の人とご家族
申込方法:事前に地域包括支援センターにお申し込みください。
【電話】24-8933
■トークイベント ~共に生き ともに歩もう認知症~
[参加無料・予約不要]
日時:9月21日(土) 午前10時~正午
場所:マルタス1階オープンスペース
対象:認知症の人とご家族、認知症支援に携わる人、その他認知症に関心のある人
問い合わせ:地域包括支援センター
【電話】24-8933
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