■わが町の教育を考える〔その(3)〕
◇学校の果たすべき役割
学校教育は、地域社会を動かしていくエンジンの役割を担っており、子どもたち一人一人の潜在能力を最大限に引き出し、全ての子どもたちが幸福に、より良く生きられるようにすることが求められています。
学校は、単に知識や技能を教えるだけでなく、全ての子どもが自立して社会で生き、豊かな人生を送ることができるよう、その基礎となる力を培う場としての役割があります。また、地域コミュニティの拠点として、地域の将来の担い手となる人材を育成する役割も期待されるなど、学校の果たす役割は多岐にわたっています。
◇小規模校・複式学級について
児童生徒数が少なければ、教職員が1人の児童に関わることのできる時間が多く、指導や支援が行き届くことが期待されます。また、何をするにしても、いわゆる「小回りが利く」のも小規模校の利点です。
一方、不利な点としては、多人数の中でもまれながら切磋琢磨し、社会性を身につけ、集団の一員としての自覚を高めるといった点で、どうしても弱い面が指摘されます。
少人数のメリットをどう生かすか、学校ではさまざまな工夫を重ねながら、日々の教育活動を進めています。
問い合わせ:仁淀川町教育委員会
【電話】35-0019
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