■わが町の教育を考える〔その(7)〕
□学校施設の老朽化
仁淀川町の校舎では、仁淀中学校が最も古く昭和50・51年建築です。長者小学校と池川中学校が昭和56年建築、別府小学校が昭和58年建築。池川小学校が最も新しく平成9年建築です。一般的な校舎の耐用年数は47年ですが、仁淀中学校は今年築47年となりました。
近年では校舎や体育館などの学校施設の老朽化が進んでいます。雨漏りや外壁が壊れる例が多く見られます。学校施設の直近2年間の臨時的な修理工事費は、1校あたり年間平均約110万円となっています。
□子どもたちの未来のために
町教育委員会は、子どもに真っすぐ向き合い、教えるべきことを教えきるという姿を忘れず、子どもたちが安心して快適に学ぶことができる学校環境を整えることが大切と考えています。また、子どもたちには、思いやりの心や感謝の心、基礎学力・基本的な生活習慣や健康でたくましい体力と精神力を身に付けてもらいたい。そして、一人一人が、自走式のエンジンを持ち、自らの力で羽ばたくことができる力を身につけてもらいたいと考えています。学校はそのための土台を育てる場所であると言えます。
子どもたちの健やかな成長のため、家庭・地域・学校の連携を強化し、仁淀川町ならではの豊かな自然や文化・人材などを生かした特色ある教育の実現を目指していきます。
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