食育目標「早寝・早起き・朝ごはん」
土佐町健康増進・食育推進基本理念「健康長寿のまちづくり土佐町」
◆漢字クイズ??何と読む?
「鯸」
◆栄養ミニ講座「かかりつけ歯科で定期健診を受けましょう!」~オーラルフレイル予防 No.9~
「オーラルフレイル」とは、咀嚼・嚥下(そしゃく・えんげ)などの口のはたらきがおとろえた状態をいいます。
健康を維持するためには、お口の健康を維持することも大切です。
食べものに合わせて臼歯(奥歯)の上に乗せて噛み砕き、だ液と混ぜてひとかたまりにまとめ飲み込む準備をするという「噛む」という一連の動きは、長く時間をかけて身についていくものです。また、だ液を出し、脳へ栄養を送り、舌やアゴ、表情に関係する筋肉を動かすという栄養吸収や歯を食いしばる力、発語にも影響します。
ひと噛みすると、歯の根元にある歯根膜の血管から脳へ向けて約3.9mlの血液が流れます。これは市販のお弁当でよく見る、しょうゆやソースを入れる小さな容器の容量と同じぐらいの量になります。噛む力が強すぎたり長時間歯を食いしばると、歯根(歯の根元)に炎症を起こしやすくなるので気をつけましょう。
◆伝えたいこの一品~オーラルフレイル予防 噛むカムレシピの紹介~
『れんこんバーグ』
▽1人分栄養価
225kcal
・たんぱく質 12.7g
・脂質 14.0g
・食塩相当量 1.5g
・Ca 44mg
・Fe 1.5mg
れんこんを加えることで噛み応えアップ!
▽材料 4人分(作りやすい量)
合びき肉:240g
玉ねぎ:80g
にんじん:40g
れんこん:120g
サラダ油:小さじ2
A
卵(S玉):1個
牛乳・パン粉(乾燥):各大さじ4
塩こしょう:少々
B
こいくちしょうゆ・みそ・砂糖:各大さじ1
水:大さじ4
※野菜を合わせた量は肉と同量になっています
▽作り方
(1)玉ねぎ、にんじんはみじん切り、れんこんは1cm弱の角切りにします。Aの材料を合わせておきます。
(2)フライパンにサラダ油を半分量入れ、玉ねぎとにんじんをしんなりするまでいため火を止め、粗熱を取ります。
(3)合いびき肉に(1)(2)を加えてよく混ぜ、空気を抜きながら成型します。中央を少々へこませ、サラダ油の残りを引いたフライパンに並べ両面を焼きます。火が通ったらBの調味料を合わせて加え、全体にからめます。
旬の野菜を添えて出来上がり。
◆ヘルスメイト通信~11月23日食育イベント開催~
4年ぶりの開催となった産業文化祭会場において、食育イベントを行いました。
健康まつりコーナーの並びにあったこともあり、150名弱の皆さまにご来場いただきました。1日の野菜摂取目標量350g重量当てや寒天の展示、食事バランスチェック、野菜釣りゲームは、幅広い世代の方に好評でした。
~スローガン~
私たちの健康は私たちの手で
◆漢字クイズ??こたえ「ふぐ」
漢字のつくり「侯」は、ふくれるという意味で、大きくふくれる魚であることから「フグ」と読まれるようになったそうです。「鰒」とも書きますが、この漢字は本来アワビを指し、音読みで「フク」と読むことからフグにも使われているようです。「河豚」とも書きますが、これは中国の河川中流域まで「メフグ」が生息していたことに由来しています。
フグを味わうというと薄造りやちり鍋、ひれ酒が有名ですが、から揚げや天ぷら、あら炊き、ちり鍋のだし汁を使った雑炊も美味。冬に最も旨味がありおいしく食べられます。
ちなみに、関西ではフグを「テッポウ(鉄砲)」と呼びますが、フグ毒に当たると命を失うことからきています。
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