食育目標「早寝・早起き・朝ごはん」
土佐町健康増進・食育推進基本理念「健康長寿のまちづくり土佐町」
◆漢字クイズ??何と読む?
「魚荒」
※魚偏に荒
◆栄養ミニ講座「災害時の食と衛生管理」~ふだんできないことは災害時もできない~その2
被災し、その被害が大きいほど通常の生活に戻るまでに時間がかかります。
機会があれば、大規模災害を想定した訓練をぜひ体験しておきましょう。家庭では、買い置き食品を入れ替えしながら食事作りに活用し、食べ慣れておくことも非常時の備えとなります。
備蓄品は最低でも3日分、できれば1~2週間分を家族分用意しておくことが勧められています。
◆ヘルスメイト通信
『自主防災を考えるための団体連携事業報告[避難所運営体験]』
食改、あすなろ会、社協が連携して防災に関する研修会を行いました。
参加者は、上記団体で活動するボランティア13名と各団体の担当5名、申し込みのあった小学生(4年生~6年生)7名でした。今回は小中学校の協力をいただき、学校の体育館とランチルームを使い、体育館にどのぐらいの個人スペースを設置できるのか、カセットコンロを使って大鍋で湯を沸かすとなかなか沸かないなど、実際に体験してみないと分からない内容でした。
この研修会で体験していただきたかったことは、日頃便利なものに囲まれた生活に慣れていますが、非常時に備えて便利なものがないことにも慣れておく必要があると感じてもらうことでした。非常時には、どうしても混乱は避けられないかもしれませんが、困難な事態を想定した訓練や体験をしておくことで、少しでも早い段階で解決策が見つかると思います。子どもたちには、日頃の学校での学習が活かされる良い機会となります。
各地域で防災計画に基づく訓練が行われていると思いますが、大人だけではなく子どもにもぜひ関わってもらい、子ども目線での意見もぜひ取り入れ、いっしょに考える機会があればよいと思います。
・午前中は「災害時の食」をテーマに備蓄食品の管理とパック料理を実習
・地域防災士 藤尾さんお手製の避難所グッズの紹介
・被災時を想定して体育館にどのぐらいの方が避難できるか考えました
・午後は日本赤十字高知支部の出前講座を受講
~スローガン~
私たちの健康は私たちの手で
◆伝えたいこの一品~備蓄品を使った簡単料理の紹介~
「切干大根煮」(パック料理)
▽1人分栄養価
54kcal
たんぱく質:2.1g
脂質:0.5g
食塩相当量:0.7g
Ca:68mg
Fe:0.6mg
▽材料(2人分)
切干大根(乾燥):20g
にんじん:40g
干し椎茸スライス(乾燥):2g
かつお節:2g
水:120ml
めんつゆ:大さじ2
いりごま:2g
▽作り方
(1)切干大根は、長いものはキッチンバサミで切ります。にんじんはピーラーでそぎ切りにします。
(2)ビニール袋にすべての材料を入れ、温められた空気が膨張し破裂するのを防ぐため、空気を抜きます。空気が入らないようビニール袋をひねり、水気を吸った切干大根のかさが増える分、余裕を持たせて袋の上のほうをしっかりしばります。
(3)たっぷりの湯を沸かし、(2)を袋ごと入れ中火で約20分加熱します(保温ポットを使用する場合は、熱湯に浸けて1時間程置きます)。
◆漢字クイズ??こたえ「あら」
釣り上げるときに勢いが良く、荒々しいことから「アラ」という名前がつき、この漢字が使われるようになったそうです。
スズキ目アラ科の魚で、漁獲量が大変少ないため高級魚とされています。本来の「アラ」とは異なりますが、よく似た魚でハタ科の魚「クエ」(別名「モロコ」という)を九州地方では「アラ」と呼び、九州のアラ料理は、このアラを使った料理をいいます。
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