■早めに取り組もうフレイル予防!
フレイルとは、年齢を重ねることで、筋力や活力、社会とのつながりが弱くなりつつある状態です。フレイル対策の「3つの柱」は、(1)栄養(食と口腔)・(2)運動・(3)社会参加で、お互いに影響し合っています。
「食欲がなくなる」などのきっかけで食事量が減ると、筋力や体力が低下し外出が面倒になり、より動かなくなり、そして食欲がわかずに低栄養となる悪循環に陥ります。まずはしっかりと食べることが重要です。
〔悪循環〕
→低栄養→食欲がわかない→食事量が減る→筋力・体力の低下→外出が億劫→活動量の減少
○しっかり食べる
たんぱく質を含むバランスの良い食事で低栄養にならないようにしましょう。
特に肉や魚などは体をつくってくれる大切な栄養素です。3度の食事に積極的に取り入れましょう。
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○丈夫な体になる
・転倒・骨折しにくい体になる
・筋肉がつく
・風邪などの感染症にかかりにくくなる
・病気や怪我から回復が早くなる
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元気で意欲的に毎日を過ごすことができる!
■冬はノロウイルス食中毒にご用心!!
ノロウイルスによる食中毒は特に冬に流行します。ノロウイルスは感染力が強く、少量でも手指や食品などを介して口から感染し、下痢・おう吐などを起こします。10月頃から流行がはじまり12~1月にピークを迎えますが、年間を通して発生します。食品からの感染だけでなく、人から人への感染も多いことから次の3点が重要になります。
(1)手洗い…2度の手洗いでしっかり洗い流しましょう。
(2)食品の加熱…85℃~90℃で90秒以上加熱をし、中心までしっかり火を通しましょう。
(3)おう吐物の処理…感染の拡大を防ぐにはおう吐物の処理に気をつけましょう。
消毒方法:
・ノロウイルスには、次亜塩素酸ナトリウムまたは加熱による消毒が有効です。
・アルコールによる消毒はあまり効果がありません。
問合せ:健康福祉課
【電話】66-5524
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