災害時の備蓄品で、非常食の準備に頭を悩ませておられる方も多いと思います。私たちは平和な日常が続くと非常食を備蓄することを忘れてしまいますが、災害は突然やって来ます。
非常食というと、パックご飯、カップ麺、缶詰、レトルト食品などをイメージされる人が多いかもしれませんが、お菓子も立派な非常食になります。その最大の理由は、少量で手軽にカロリーを摂取できるからです。災害時などストレスで食欲がない時でも口にしやすく、エネルギー補給に大変役立ちます。特に子どもは災害時にメンタルが不安定になりがちなので、いつものお菓子が非常食になれば少しでも安心できるかもしれません。お子さんがいる家庭では、食べ慣れたお菓子をストックしておくと安心です。
■非常食向けのお菓子を選ぶポイント!
・常温で保存できるもの
・高カロリーのもの
・賞味期限が半年以上あるもの
・個包装のもの
・子どもが食べ慣れているもの
子ども用の非常食は大人以上に「食べ慣れている」「アレルギーに対応している」などを意識して備蓄しておくと安心です!
■日常生活で消費しながら備蓄するポイント!
一般的に非常食は3年~5年の賞味期限がありますが、ローリングストック方式を取り入れて備蓄品を常時入れ替えていけば、そこまでの保存期間は必要がありません。
〔ローリングストック〕
→補充する→備える→食べる
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