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~命を守る防災コラム~ 防災のススメ

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鳥取県南部町


災害弱者とは災害時に特に不利になる人をいいます。具体的には高齢者・障がいのある人・妊婦・乳幼児・日本語が理解できない外国人、当該地域の地理に疎い観光客(旅行者)など、自分の身に危険が差し迫った場合、それを察知しても適切な行動をとることができない、または困難な方等です。知らない土地で自然災害に巻き込まれれば、誰でも災害弱者になるのです。
今年の8月8日、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震を受け、気象庁は初めて南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意報)を発表しました。震源域から遠い南部町に居住していれば他人事のように感じるかもしれませんが、仕事や旅行で行った知らない土地で災害に巻き込まれることも考えられます。いつ、どこで、誰が、どんな災害に遭遇するか分かりません。また、今回の南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意報)は1週間で解除されましたが、巨大地震の可能性がなくなったわけではありません。いつ災害が起きたとしても冷静に対処できるように備え、まずは自分の命を守る行動を起こすことが大切です。

■見知らぬ土地で災害弱者にならないためには
・テレビ、ラジオ、携帯やスマホを活用して、正しい情報(※)を得てから冷静な行動をとる。
※誤情報に惑わされないよう、各自治体や公的な機関が発信する情報をチェックする。
・携帯、スマホ等の予備バッテリーや充電器は常に携行しておく。
・電子マネーやカードが使用できない場合に備えて、現金の所持を忘れずに。
・家族や知人との連絡手段とルールを決めておく。

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