2025年には、65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になると見込まれ、その数は700万人と推計されています。家族や友人、近所の方など誰にとっても認知症は身近な病気になってきています。誰もが認知症を他人事ではなく自分事としてとらえ、認知症を知り、備え、人とつながることが大切です。
■知ろう
認知症についての正しい知識や相談場所を知っておきましょう。
認知症に早くに気づき、受診をすることで適切な対応・治療につながります。
↓ 相談窓口
・もの忘れ相談会
・かかりつけ医
・認知症疾患医療センター
・南部町 健康福祉課
認知症地域支援推進員
南部地域包括支援センター
【電話】66-5524
■備えよう
生活習慣病の予防や、趣味を楽しみましょう。
家族に自分の意思を伝えておくことも今後の人生を自分らしく生きるために大切です。
↓ 予防
・運動習慣
・バランスの良い食事
・脳トレ …等
■つながろう
もし認知症と診断されても、人との交流を心がけ、自分や家族だけで悩みを抱え込まないようにしましょう。
↓ 集いの場
・家族のつどい
・オレンジカフェ
・地域のサロン
・100歳体操 …等
■地域で認知症の方を見守り・支えるための取り組み一例…
○認知症サポーター養成講座
今年度も認知症サポーター養成講座を町内で実施しました。
11月末時点で1,949人のサポーターが町内におられます。
認知症サポーターとは認知症について正しい知識をもち、認知症の方を見守る応援者の事です。多くのサポーターを養成することで認知症になっても安心して暮らせるまちを目指しています。
○見守りSOSネットワーク訓練
昨年12月10日に、認知症の方が行方不明になったという想定で賀野地区浅井・高姫集落で捜索訓練を行い、多くの方にご参加いただきました。
訓練終了後の意見交換では「普段からのつながりや見守りがいざという時に大切だと感じた」「困ったときに声を出しやすい関係作りが必要」という感想が聞かれました。
行方不明の方の早期発見には地域の方の協力が大切です。
問合せ:健康福祉課
【電話】66-5524
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