■8月は食品衛生月間です!
食品衛生管理の向上及び食中毒事故の防止を図るため、国は毎年8月を「食品衛生月間」と定め、食品衛生に関する正しい知識の普及・啓発を全国で推進しています。
近年では生鮮魚介類に寄生したアニサキスによる食中毒が発生している状況です。「新鮮だから安全」とは限らないため、気をつけて美味しく食べましょう。
◇アニサキスとは?
アニサキスは寄生虫(線虫)の一種です。その幼虫(アニサキス幼虫)は、長さ2~3cm、幅は0.5~1mmくらいで、白色の少し太い糸のように見えます。アニサキス幼虫は、サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどの魚介類に寄生します。
◇アニサキスによる食中毒はなぜ起こるの?
アニサキス幼虫が寄生している生鮮魚介類を生(不十分な冷凍又は加熱のものを含みます)で食べることで、アニサキス幼虫が胃壁や腸壁に刺入して食中毒(アニサキス症)を引き起こします。
◇アニサキスによる食中毒の予防法は?
・魚を購入する際は、新鮮な魚を選びましょう。
また、丸ごと1匹で購入した際は、速やかに内臓を取り除きましょう。
・内臓を生で食べないようにしましよう。
・目視で確認して、アニサキス幼虫を確認し、除去しましょう。
・アニサキスは冷凍、加熱が有効です。
(マイナス20℃以下で24時間以上冷凍、または、60℃で1分以上加熱で死滅します。)
※一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびを付けても、アニサキス幼虫は死滅しません。
健康福祉課
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