お年玉におせち料理…子どもはお正月が大好き。しかし、お正月に欠かせない「お餅」は、一口当たりの窒息事故頻度が最も多く、このほか、子どもの窒息事故につながりやすい食品に、菓子類(マシュマロ、ゼリー、団子など)や果物類(リンゴ、ぶどうなど)、パン類、肉類などがあります。事故を防ぐためのポイントとして、以下を参考にしてみてください。
※一般的に、お餅が食べられるようになるのは、3歳からが目安とされています。ただし、3歳になっても、発達には個人差があるので注意が必要です。
■食品による子どもの窒息事故を予防するポイント
1.食品の与え方
(1)食品は小さく切り、食べやすい大きさに
(2)一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、飴やタブレットなど喉に詰まりやすい食品は大きさに注意する。
(3)誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの硬い豆・ナッツ類は、3歳頃までは与えない。
(4)幼児がいる家庭では、弟や妹に危険な食品を与えないよう注意する。
2.食事中に注意すること
(1)遊びながら、歩きながら、寝転んだまま食べさせない。
(2)急いで飲み込まず、ゆっくりとよく噛み砕いてから飲み込むよう促す。
(3)食事の際は、お茶や水などを飲んで喉を湿らせる。
(4)食品を口に入れたまま話したり、何かをしながら食事をしたりさせない。
(5)食事中に眠くなっていないか、正しく座っているか注意し、食事中は子どもを驚かせない。
参考:消費者庁「食品による子供の窒息事故に御注意ください!」
≪窒息時の対処法については、こちらをご覧ください≫
政府広報オンライン「えっ?そんな小さいもので?」子供の窒息事故を防ぐ!(動画あり)
【URL】https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201809/2.html#secondSection
問合せ:子ども未来課 子育て支援係
【電話】73-1424
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