~高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業を開始します~
平均寿命が年々伸びていて、人生100年時代と言われています。高齢者が自分らしく元気に生活できることがとても重要となります。町では、健康寿命を延ばし、より健康で自立した生活を送れるよう様々な事業を展開しています。
しかし、高齢者の医療費や介護給付費は年々増加しており、その適正化を図っていくことも必要となっています。そこで町では、生活習慣病重症化予防と介護予防(フレイル予防)を一体的に行い、特に後期高齢者の皆さまが自主的に健康維持増進と疾病予防を行える取り組みをさらに進めていきます。
6月の健診開始に合わせて、75歳以上で、過去5年間の健診及び医療機関未受診の皆さまを訪問し、健康な生活が送れるようにアドバイスをします。
また、5月中に返送していただいた「介護予防基本チェックリスト」でフレイル予防が必要な方へ事業案内を行っていきます。
・健診未受診者を家庭訪問して健康状態をおたずねします。
・医療保険データと介護予防基本チェックリストを活用してフレイル予防を推進します。
※フレイルとは、健康な状態から要介護状態へ移行する中間の段階(虚弱状態)のことをいいます。75歳以上になると、筋力が低下し、転倒などのリスクも高まります。そのため、生活習慣(運動、食事など)に気を付け、筋力を維持することが大切です。また、社会参加が減ることでフレイルを悪化させると言われており、身体面、精神面、社会面でフレイル予防に取り組む必要があります。
問合せ:健康福祉課
【電話】73-1322
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