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岩美病院ニュース

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鳥取県岩美町

■お家でチェック!!水分補給
通所リハビリテーション室

○年齢によって異なる水分量
人間の身体の半分以上は水分で構成されています。年齢によって水分量の割合は異なり、新生児で約80%、小児で約70%、成人で約60%、高齢者になると約50%と言われています。この水分の中には、「水+電解質(ミネラルなど)」が含まれています。

○脱水症状になると
「脱水」になると、自覚症状としては口の渇きや体のだるさ、立ちくらみなどを訴えることが多いです。皮膚や口唇、舌の乾燥、皮膚の弾力性低下、微熱などが起こります。その他に食欲低下、脱力、意識障害、血圧低下、頻脈なども出現しやすいです。

○かくれ脱水に要注意‼
意外にも脱水は、次のような屋内にいる時にも起こりやすいです。
(1)閉め切った日中の室内
風通しが悪く、閉め切った室内でエアコンをかけずにいると、汗が蒸発しにくく、体温が上がるため、脱水が進んでしまいます。
(2)暑かった日の夜の室内
コンクリート製住宅などは特にそうですが、日中建物にこもった熱が夜に放熱されて室温が上がります。
(3)車の運転中
高速道路でのドライブ中や渋滞中は、トイレが近くならないように水分を控えがち。閉め切った車内は風通しが悪く、汗が蒸発しにくいため、脱水リスクが高まります。

●脱水症状の兆候をチェック!
・手の爪を押して白色から赤色に戻るまで3秒以上かかる
・汗をかく量が減少・脇が乾いている・尿の色が濃くなっている
・瞼(まぶた)の裏側が白くなっている
・把握している体重よりも減っている

●脱水症状を予防するためには
失われた水分を補給するためには、スポーツドリンクが有効です。
500mlの糖質飲料を一気に飲んだ場合、15分後には200~250ml程度の飲料が吸収されずに胃の中に残っていると言われています。吸収には個人差がありますが、可能な限り少量をこまめに飲んで水分補給を心がけましょう。

特に高齢になればなるほど、脱水状態の時間や程度が進むと重症化しやすいので、少しでも早期に脱水状態を発見することが必須です。家族や介護者が可能な限り、「普段の食事摂取量」と「食事以外の飲水量」を慎重に観察してあげることが重要です。

水分補給の他にも快適に過ごせる室内環境を整えましょう。扇風機やエアコンで温度を調節するとともに、湿度も確認し、除湿器の利用や加湿のために濡れタオルを干すなどして工夫しましょう。日差しを遮る遮光カーテンやすだれを活用することもおすすめです。

■休診のお知らせ
皮膚科7月18日(木)

問い合せ:岩美病院事務局
【電話】73-1421

■7月から脳神経内科の診療時間を延長します
診療時間:毎週水曜日8:45~16:00(予約制)
脳神経内科は脳や脊髄、神経、筋肉の病気をみる内科です。
主な症状としては、脳梗塞などの脳血管障害からパーキンソン病などの神経変性疾患、しびれやめまい、うまく力がはいらない、歩きにくい、ふらつく、つっぱる、ひきつけ、むせ、しゃべりにくい、ものが二重にみえる、頭痛、かってに手足や体が動いてしまう、ものわすれ、意識障害などたくさんあります。
このような症状にお悩みの方は、まず全身をみることが出来る脳神経内科を受診してみましょう。
なお、診察は予約制としておりますので、事前に岩美病院へご予約ください。

予約・問い合わせ先:【電話】73-1421
(予約電話は14:00~16:00頃にお願いします。)

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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