■認知症予防教室を実施しました
令和6年6月から半年間、市民体育館において認知症予防教室「脳の健康教室」を実施し、13名の方が受講されました。脳の健康教室は、公文学習療法センターの教材を用いて、週に1回、教室で簡単な「読み書き」「計算」に取り組み、教室の仲間との交流を図り、自宅では毎日15分程度の教材に取り組む教室です。教室運営には、介護予防サポーター「よつばの会」の皆さんがサポーターとして、毎週参加者への声かけ、進行を支援してくださり、頭の体操とコミュ二ケーションを楽しみました。
教室開始時と終了時にはMMSE(認知機能障害を簡易的にスクリーニングできる検査)を実施し、12名中11名(92%)のMMSE値が維持改善されています(改善:7名・維持:4名)。
(注)MMSE数値の目安
※東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授は、学習療法の初期の共同研究を通じて数値の目安を次のとおりとしています。数値はあくまでも「目安」に過ぎません。
全体の平均値は27.33→28.17(+0.84)と推移し、統計的に有意差あり(P=0.04801<0.05)
〈参加者の皆さんからの感想〉
・毎週教室に通うたびに楽しく学習できた事が何より良かったと思います。グループの人との会話も楽しみでした。サポーターの皆さんの温かい支えも嬉しかったです。
・計算や読み方が少し速くなったように思います。週一回の教室を楽しみにしていました。スタッフの方々もとても親切で楽しく学習できました。
問合せ先:市地域包括支援センター(市役所1階高齢者支援課内)
【電話】23-5225
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