■6月16日~22日は「ハンセン病問題を正しく理解する週間」です
ハンセン病は、らい菌によっておこる感染症で遺伝病ではありません。らい菌の感染力は弱く非常にうつりにくい病気です。また、早期発見・早期治療により完治する病気です。
誤った隔離政策によって強制的に隔離され、ご本人だけでなくご家族も偏見や差別を受け、多くの方々のかけがえのない人生が奪われました。長い間偏見や差別に苦しめられたハンセン病であった方々や家族が、平温に安心して生活できる地域作りのために、また、二度とこのような悲しい歴史を繰り返さないために、私たち一人ひとりがハンセン病問題とは何かを正しく理解することが大切です。
令和元年11月に「ハンセン病元患者家族に対する保証金の支給等に関する法律」が施行され、対象となるハンセン病元患者のご家族に保証金が支給されます。なお、保証金の請求期間は令和6年11月21日までとなっています。詳細は厚生労働省ホームページか、窓口(【電話】03-3595-2262)にお問い合わせください。
■5月31日~6月6日は「禁煙週間」です
世界禁煙デー(5月31日)からの1週間は「禁煙週間」です。
たばこは、がんだけでなくCOPD(慢性閉塞性肺疾患)・心臓病・脳卒中・喘息・歯周病など様々な疾患の原因になります。
喫煙しない時間が続くとイライラするのは、ニコチン依存症の症状です。
自分1人で禁煙する自信の無い方は、禁煙外来を利用してみてはいかがでしょうか?
島内では種子島医療センターに「禁煙外来」があります。一定の条件を満たせば健康保険が適用されます。
■春から秋はマダニに注意を!
▼春から秋にかけてマダニの活動が盛んになります
マダニに咬まれた場合、重症熱性血小板減少症候群等に罹患する可能性があります。草むらや藪などマダニが多く生息する場所に入る場合には下記の点にご注意ください。
◇重症熱性血小板減少症候群の症状
・発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)など
・潜伏期間は6日~2週間
◇もし咬まれたら…
無理に引き抜こうとせず、医療機関を受診して除去してもらってください。
◇感染予防対策
・肌の露出を少なくする
*長袖・長ズボンを着用する
*帽子・手袋を着用し、首にタオルを巻く
*足を完全に覆う靴を履く(サンダルなどは避ける)
・シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる
・明るい色の服を着る(マダニを目視しやすい)
お問い合わせ先:保健センター
【電話】27-1133
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