◆目標(もくひょう)16 平和(へいわ)と公正(こうせい)をすべての人(ひと)に
平和(へいわ)でだれもが受(う)け入(い)れられ、すべての人(ひと)が法(ほう)や制度(せいど)で守(まも)られる社会(しゃかい)をつくろう
◇4人(にん)に1人(り)の子(こ)どもが法的(ほうてき)に「存在(そんざい)していない」
世界(せかい)では、1億(おく)6,600万人(まんにん)の5歳(さい)未満(みまん)の子(こ)どもたちが出生登録(しゅっしょうとうろく)されていません。出生登録(しゅっしょうとうろく)がないと、学校(がっこう)に入学(にゅうがく)できない、犯罪(はんざい)に巻(ま)き込(こ)まれても裁判(さいばん)ができないなどさまざまな問題(もんだい)が起(お)こります。
◇あらゆる暴力(ぼうりょく)をなくすために
紛争(ふんそう)や組織犯罪(そしきはんざい)など、世(よ)の中(なか)にはさまざまな暴力(ぼうりょく)があります。日本(にほん)においても、子(こ)ども、女性(じょせい)、高齢者(こうれいしゃ)などへの“虐待(ぎゃくたい)”が問題(もんだい)になっています。世界(せかい)の平和(へいわ)のために、「世界(せかい)で今(いま)、どんなことが起(お)きているのか」を知(し)ることが大切(たいせつ)です。そして公正(こうせい)な社会(しゃかい)をつくるために、選挙(せんきょ)に参加(さんか)して積極的(せっきょくてき)に政治(せいじ)に関(かか)わっていきましょう。
◆目標(もくひょう)17 パートナーシップで目標(もくひょう)を達成(たっせい)しよう
世界(せかい)のすべての人(ひと)がみんなで協力(きょうりょく)しあい、SDGsの目標(もくひょう)を達成(たっせい)しよう
◇SDGsの達成(たっせい)のために
SDGsは、世界中(せかいじゅう)の国々(くにぐに)が協力(きょうりょく)しあわなければ達成(たっせい)することはできません。開発途上国(かいはつとじょうこく)においては、資金(しきん)や技術(ぎじゅつ)が十分(じゅうぶん)ではないため先進国(せんしんこく)からの資金(しきん)や技術(ぎじゅつ)の支援(しえん)が必要(ひつよう)です。政府(せいふ)が行(おこな)う開発途上国(かいはつとじょうこく)の開発(かいはつ)を主(おも)な目的(もくてき)とした国際協力活動(こくさいきょうりょくかつどう)のための公的資金(こうてきしきん)を“ODA(政府開発援助(せいふかいはつえんじょ))”といいます。日本(にほん)は60年(ねん)以上(いじょう)ODAを行(おこな)っており、開発途上国(かいはつとじょうこく)への貢献度(こうけんど)は大(おお)きく、多(おお)くの成果(せいか)をあげています。しかし、SDGsの達成(たっせい)のためには、国(くに)だけでなく、企業(きぎょう)や個人(こじん)などさまざまな立場(たちば)の人(ひと)がパートナーシップを組(く)み、参加(さんか)することが大切(たいせつ)です。
◆やってみよう!チェックリスト
◇目標(もくひょう)16
取(と)り組(く)むこと:世界中(せかいじゅう)で起(お)こっている紛争(ふんそう)などについて学(まな)んだり、話(はな)し合(あ)ってみましょう
◇目標(もくひょう)17
取(と)り組(く)むこと:SDGsについて話(はな)し合(あ)い、周(まわ)りの人(ひと)たちと一緒(いっしょ)に行動(こうどう)してみましょう
◇目標(もくひょう)16・17
取(と)り組(く)むこと:あなたが考(かんが)える取組(とりくみ)を書(か)き込(こ)んで実践(じっせん)してみましょう!
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