◆チャレンジ!こざえん(小菜園)
春に向けて野菜づくりを始めてみませんか。自分で野菜を作ることで「食」との関わり方や考え方も変わってくるかもしれません。
今回は、こざえんを始めるための第1歩、「土づくり」についてご紹介します。
◇よい土とは
・通気性に富む
・保水力がある
・排水がよい
・養分が多い
・病原菌や害虫及びその卵、雑草の種子が含まれていない
野菜は、土の中に根を張って生きています。とはいっても、土の中から養分だけを吸収しているのではありません。水分も空気(酸素)も、根から体内に取り込む働きをしています。
まずは、野菜が健康に育つ、ふかふかの土に改良しましょう。
(1)土を掘り起こす
まず生えている雑草や小石を取り除きます。シャベルが土に隠れるくらいを目安に掘り起こしましょう。おおよそ、20~30センチほどです。
(2)土粒を細かくする
鍬でさらに土を耕します。
(3)たい肥を入れる
1畳分あたり約4キロほど
(4)苦土石灰を入れる
1畳分あたり2握り(約百グラムほど)
(5)肥料を入れる
作りたい野菜の種類や性質に合せて肥料を散布します。
(6)できるだけ深く耕した後、平らにならす
(7)土づくりはここで終了
一旦作業はお休みです。この期間に、土はゆっくりゆっくり改良されていきます。
約2週間経過したときには、本格的に野菜づくりが始まります。畝たて→植付け→水やり→草取り→追肥→わき芽取り等々・・を経て、ようやく収穫です。野菜づくりを通して、多くの喜びや楽しさを見つけてみてください。
問い合わせ:農政課農業政策係
【電話】内線2284
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