秋の訪れと共に、読書の季節がやってきました。
読書家にとっては、新たな本を楽しむ絶好の季節です。
しかし、普段本を読まない人にとっては
「読書?ほかにもやることがあるからな…」といったところでしょうか。
読書=本を読む。ただそれだけのことです。
しかし、「本」はこれまで多くの人の人生に影響を与えてきました。
読書家は知っているのです。「本」が持つその大きな魅力を。
子どもの時には知ることができなかった本の魅力を、
味わってみませんか。
「宝島の海賊たちが盗んだ財宝よりも、
本には多くの宝が眠っている。
そして何よりも、
宝を毎日味わうことができるのだ。」
ウォルト・ディズニー
■今日から誰でも体感できる 読書のメリット -大人編-
01.心が健康になる
本に没頭することで現実の問題から一時的に離れ、心の負担を減らし、ストレスを軽減してくれます。また、本の世界に没入することで、日常の緊張や不安を忘れ、リラックスできる効果もあります。さらに、他人の視点や感情を体験でき、自分自身を客観的に見つめ直す機会が得られることから精神的なリフレッシュ効果も期待できるなど、読書は心の健康に大きな影響を与えてくれます。
02.偉人から直接学べる
古今東西の偉人たちが残した多くの本には自分の人生をデザインしていくためのヒントが詰まっています。天才・偉人と呼ばれている人は学ぶことが上手です。そして、多くの問題と向き合い、その壁を乗り越える手段を知っています。読書によって、日々の生活や、仕事、子育てなど私たちの人生をデザインするためのヒントと大きなモチベーションをもらうことができます。
03.自分のものにできる
私たちは高度情報化社会の中で、日々更新される情報を吸収し続ける必要があります。また、インターネット上から必要とする情報をセレクトし、自分のものにしていくのはとても大変です。それに対して、あるテーマに即して情報を整理し、系統づけたものが「本」です。本を読むことで、必要としている情報を深く効率的に吸収し、生きた知識として自分のものにすることができます。
04.進化し続けられる
読書でしか手に入れられないものの一つに「思考力」があります。文字を追い、頭の中でその意味を整理し、自分の中へ変換していくプロセスが求められ、頭もフル回転します。さらに、読書をとおして多くの著者の考えに触れることから、「視野が広がる」ことも読書の大きな効果と言えます。一時的なものにするのではなく、読書を習慣にすることで、常に進化を続けることができます。
02~04一部引用:大人のための読書の全技術/著:齋藤孝/出版:KADOKAWA[販売終了済]
■子育て世代 現役世代 シニア世代の図書館利用者が選んだ
MY BEST BOOK おすすめ本
◆野菜まるごと、いれるだけ!忙しママのための炊飯器こどもごはん
著:meeeroom 栄養監修:牧野直子 KADOKAWA
ごはん作りの苦痛から解放してくれるのはあなたのお家の炊飯器!離乳食作りから幼児ごはん、毎日の家族ごはんまで、炊飯器+この一冊でラク~に作れるようになっちゃいます!ぶっちゃけ、ごはんはいつ炊くの!?味はどう?ワーママだけど、どんなタイムスケジュールで使えばいいの?という疑問にもお答え!どのご家庭でもマネしやすいレシピを集めました!
引用:株式会社KADOKAWA ホームページ
◇ご飯の準備が早く済むので娘と遊ぶ時間が増えました♪
瀬戸口ひまりさん 瀬戸口まり子さん
◆夜明けのすべて
著:瀬尾まいこ 水鈴社
知ってる?夜明けの直前が、一番暗いって。
職場の人たちの理解に助けられながらも、イライラが抑えられない美紗は、転職してきたばかりの山添君に当たってしまう。山添君は、パニック障害になり、生きがいも気力も失っていた。互いに友情も恋も感じてないけれど、おせっかい者同士の二人は、自分の病気は治せなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになる――。人生は思っていたより厳しいけれど、救いだってそこら中にある。暗闇に光が差し込む、温かな物語。本屋大賞受賞後第一作。渾身の書き下ろし。
引用:株式会社水鈴社ホームページ
◇映画化された本なので2度楽しめます♪
大堂妃美瑚さん
◆大聖堂-果てしなき世界(上)
著:ケン・フォレット 訳:戸田裕之 SBクリエイティブ
14世紀のイングランド、キングズブリッジ。騎士の息子でありながら建築職人となったマーティンは、老朽化した伝説の大聖堂を復旧し、イングランドでいちばん高い塔の建設を決意するが……。
いつか、イングランドでいちばん高い建物を建てる――大きな夢を抱く建築職人のマーティンは、その才能に嫉妬した元親方の策略によって破門され、細々と生計を立てていた。一方、彼の恋人で富裕な羊毛商人の娘カリスは衰退する羊毛市を救うため、老朽化した橋の修復計画に奔走するそんな折り、町の橋が崩壊して多数の死者が!
引用:SBクリエイティブホームページ
◇中世イングランドの空気感が存分に味わえる一冊です!
永江昭登さん
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