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自治体の皆さまへ

-特集-毎日を支える「自治会」。(2)

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鹿児島県 出水市

■自治会 Voice
◇自治会の強み
「自治会での思い出は挙げだしたらキリがありません。青壮年部で長年続けているこいのぼり挙げや、運動会に鬼火焚きなど自治会全体で取り組んでいることもあり、年々自治会内のつながりは強くなっています。そんな自治会活動の中で一番印象に残っているのは平成18年に発生した水害時の地域のつながりと温かさです。被害にあった方の家で率先して作業をしたり、炊き出しをしたり。『地域で助け合う』その光景を見た時、自治会っていいなと思うと同時に、自治会を通じた人のつながりは大切だなと感じました。」
自治会長歴12年! 神川孝さん[井上自治会]

◇私たちが自治会に入った理由
「子どもの小学校入学と同時に家を建てましたが、初めて来る場所で周りに知り合いはひとりもいませんでした。不安はありましたが、自治会に入ることに迷いはなかったです。それはこの場所が子どもたちにとって故郷になるからです。私も妻もそれぞれ大切な故郷があります。しかし、ここで生まれ育ったこの子たちにとってはここが故郷です。故郷を知り、故郷を好きになってもらいたい。それには自治会に入ることが一番だと思いました。」
夫婦共に市外出身 大迫さん家族[唐笠木自治会]

◇野田の結束力はすごい
「私も妻も市外出身で、子どもの高校進学と同時に野田へ引っ越してきました。以前住んでいた場所でも自治会に入っていたのですが、活動や交流は少なく、人間関係もあっさりしていました。自治会活動はこんなもの。そんなイメージは野田に来てガラリと変わりました。自治会活動も地域のイベントもみんなで取り組み、みんなで楽しむ。住民のキラキラしている姿とこれまで感じたことのないまちの一体感に衝撃を受けました。日頃の自治会活動等で交流を深めているからこそ、この一体感は生まれているのだと思います。」
野田の結束力に惚れた 西木場利治・かず子さん夫婦[春町自治会]

◇自治会の新たな動き
自治会活動は近年、加入者数の減少やニーズの多様化・複雑化等の影響を受け、以前の活動を続けられなくなっています。
そんな中、各自治会で活動の見直しや、イベントを近隣の自治会と協力して合同開催するなど、自治会活動の最適な形を模索する動きが多くの自治会で見られています。他の自治会活動等を参考にされたい方はご相談ください。

問合せ:くらし安心課
【電話】63-4022

■3つのポイントを押さえて災害に備える
01.自助 自分の命は自分で守る※家族も含む
◇物品の備え
非常持出物品・備蓄品[避難人数×最低3日分]

◇知識の備え
ハザードマップで危険区域と避難所を確認

◇情報の備え
雨予報・土砂災害危険分布・避難所開設混雑状況・市公式LINE「避難所情報等が届きます」
(※詳細は本紙をご参照ください。)

◇警戒レベル別とるべき行動

◇躊躇せず立退き避難
住家が水害や土砂災害等の警戒区域の方は早めに立退き避難を。

02.共助 地域で協力して助け合う
◇地域のつながりで災害に備える
阪神淡路大震災では、救助され助かった人の9割強が家族・隣人に救助されたという調査結果があります。このことから地域の助け合い、地域の目が防災に大きく関わっていることが分かります。その要となるのが自治会活動です。地域で行う防災訓練、顔見知りの関係を築くことがいざという時に力を発揮します。
6月は『自治会加入促進月間』です。

03.公助 公的機関による援助・救助
◇避難所へのタクシー利用料を助成
助成内容:自宅から最寄りの避難所へのタクシー利用料[上限1,000円/往路分のみ]
対象者:次のいずれかに該当する方
・80歳以上の方
・自動車運転免許証を自主返納された方
・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者
・保健福祉手帳をお持ちの方
利用方法:事前登録制[身分証明書・運転免許自主返納カード・障害者手帳等が必要]
登録窓口:福祉課・各支所

問合せ:福祉課
【電話】63-4085

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