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自治体の皆さまへ

養鶏農家および愛玩鶏飼養者の皆さまへ

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鹿児島県南さつま市

■~高病原性鳥インフルエンザの侵入防止策をお願いします~
高病原性鳥インフルエンザが国内各地の養鶏農場で発生しています。野鳥でも同ウイルスが確認されており、ウイルスに感染した野鳥を含む野生動物などが侵入経路と考えられています。渡り鳥の飛来が始まったこれからの時期、同ウイルスが国内に侵入する可能性が高い状況です。
養鶏農家および愛玩鶏飼養者の皆さまは、次の侵入防止策に留意し、よく観察して異常鶏の早期発見・早期通報を徹底してください。

1.鶏舎の穴をふさぐ
野生動物・ネズミなどの侵入防止

2.防鳥ネットの設置
網目は2センチ以下。隙間のないように

3.飲み水対策
(水道水でない場合は消毒実施)
※飲水消毒用の塩素剤(次亜塩素酸ナトリウム)を使いましょう

4.消毒の実施
鶏舎周囲への消石灰の散布・踏込消毒槽の設置

問合せ:
南薩家畜保健衛生所【電話】0993-83-2156
農林振興課畜産鳥獣係【電話】0993-76-1604

■死亡野鳥を見つけたら
野生の鳥は、餌が取れずに衰弱したり、環境の変化に耐えられず死んでしまうことがあります。野鳥が死んでいても、直ちに高病原性鳥インフルエンザを疑う必要はありません。また、同病は感染した鳥との濃密な接触など特殊な場合を除いて、通常では人に感染しないと考えられていますので、日常生活においては、過度に心配する必要はありません。
死亡野鳥が発見された場合、環境省が定めたマニュアルに準じて、「国内における高病原性鳥インフルエンザの発生状況」や「死亡した野鳥の種類および死亡羽数」により高病原性鳥インフルエンザの検査をするか判断します。このため、検査対象とならない死亡野鳥についての回収はできませんので、マスクやゴム手袋などを装着して回収し、一般ごみとして廃棄してください。

◇死亡野鳥の高病原性鳥インフルエンザの検査について
現在、国内複数箇所の養鶏場や野鳥などから高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されているので、「対応レベル3」となっています。下記の野鳥の死亡時は、県や市が回収して検査しますのでご連絡ください。

◇「死亡した野鳥の種類および死亡羽数」
・1羽以上の死亡で検査が必要な野鳥
マガン、カイツブリ、マナヅル、ナベヅル、オオタカ、ハヤブサ、マガモ、オナガガモ、オオワシ、クマタカ、フクロウなど
・同じ場所で3羽以上の死亡で検査が必要な野鳥
クロツラヘラサギ、アオサギ、オオバン、トビ、ハシブトカラスなど
・同じ場所で5羽以上の死亡で検査が必要な野鳥
ハト、スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、シロハラなど

問合せ:
南薩地域振興局林務水産課【電話】0993-52-1335
農林振興課畜産鳥獣係【電話】0993-76-1604

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