■姉妹都市 北海道旭川市と青少年交流
本市と北海道旭川市は、互いの地域資源を活かした祭り「吹上浜砂の祭典」、「旭川冬まつり」での交流を通じて、平成27年5月に姉妹都市盟約を締結しました。それからは様々なイベントで交流を行っているほか、青少年交流も積極的に行っています。12月12日は大笠中学校と旭川市立西神楽中学校の生徒がオンライン交流を行い、気候の違いや郷土料理、学校行事等について話し合い、それぞれの郷土への理解を深めました。生徒会長の大坪歩睦(あゆむ)さん(2年)は「南北で遠く離れた学校との交流はとても貴重な経験だった。これからも交流を続けたい」と話しました。さらに、12月26日~29日の4日間、青少年交流事業の一環で旭川市の小中学生9人が本市の小中学生10人とホームステイによる交流を行い、坊津でクルージング体験や万世特攻平和祈念館で展示品の観覧等、本市の豊かな自然や文化に触れ、親睦を深めました。
■鑑真大和上の遺徳を偲ぶ集い
12月20日、坊津町秋目の鑑真記念館で「鑑真大和上の遺徳を偲ぶ集い」が開催されました。唐招提寺の岡本元興(げんこう)長老、東大寺の橋村公英(こうえい)別当などによる法要が行われ、参列した地域住民などは献花台に花を供え、幾度の苦難を乗り越え秋目浦に上陸した鑑真の遺徳を偲びました。また、岡本長老と橋村別当による鑑真の足跡や功績を紹介する講演も行われました。
■元旦ランandウォーク開催!
1月1日、OSAKO YUYA stadiumにて「令和6年元旦ランandウォーク」が開催されました。181人の市民が参加し、それぞれのペースでランニングやウォーキングを楽しみ、ゆっくりと昇る初日の出を眺めながら新年を祝いました。また、南さつまスポーツ推進委員と南さつまコミュニティスポーツクラブ(1・2・3体操教室)の指導の下、元旦ラジオ体操を行い新年の機運を高めました。
■行政相談教室
12月8日、川畑小学校6年生7人を対象に行政相談出前教室が行われました。行政相談センターが行政の果たす役割について説明した後、本市の戸床義治(よしはる)行政相談委員が同校の卒業生や地域住民から相談を受けて改善に繋がった事例を紹介しました。児童たちは通学路について「舗装がはがれている、雨の日に苔が出て滑りやすい」など改善要望を発表し、住民が行政へ意見を反映させるための仕組みについて理解を深めました。
■大笠分遣隊へタンク車交付
12月18日、大笠分遣隊へ水槽付消防ポンプ自動車(タンク車)が交付されました。今回の交付は旧車両の老朽化によるもので、鎌田消防長は「火災・災害等に活用し、市民の安心安全に寄与できるよう努めます」と述べました。新しいタンク車はCAFS装置(圧縮空気泡消火装置)が付いており、泡で消火することで消火効率の向上とともに水損を減らすことができる作りになっています。
■漁業者と水産高校生が漁業・海洋環境の取り組み成果を発表
1月12日、鹿児島市で開催された「第70回鹿児島県青年・女性漁業者活動実績発表大会」で、笠沙町黒瀬で定置網漁を営む宿里銀次(ぎんじ)さんと、市内海域でアマモ藻場再生に取り組む鹿児島水産高校3年の有馬理駈(りく)さん(坊津町坊在住)、大原慶士(けいと)さん(笠沙町赤生木在住)が日頃の活動成果を発表しました。宿里さんは新規就業者として叔父から引き継いだ定置網の改良に取組み漁獲量の向上を目指すとともに、漁の様子などをYouTube「銀次チャンネル」で配信し、黒瀬の豊かな海の魅力を発信しています。また、鹿児島水産高校は令和4年度から市内漁業者と共同でアマモ藻場再生に取り組んでいます。アマモは海中に生える海草で、小魚の生息環境の創出や海洋環境の保全に効果が期待されています。発表した有馬さんらは「アマモ藻場再生の取組みを通じて、南さつま市の海を豊かなものにしていきたい」と話しました。
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