・ストーブを使用中に最も火災の危険度が高いと思うものについてのアンケート調査結果によると、8割の人が石油ストーブと回答しました。しかし、実際には電気ストーブの火災が約6割と最も多く発生しています。
・電気ストーブは、「火を使わない」ことで、火災になりにくいと思われがちですが、ストーブ火災の実態と大きく異なっています。
・また、ストーブを使用する際に燃えやすい物と、どの程度離しているかの問いでは、1m未満で使用している人は、石油ストーブで約30%なのに対して、電気ストーブでは60%を超えていました。
東京消防庁が行った実験では、電気ストーブの前面10cm以内では、ストーブに接していなくても燃えやすい物から発火する可能性が確認されています。
◆Q.火災の危険が高いと思うストーブは?
東京都生活文化局「ストーブの安全な使用に関する調査報告書」より
◆令和4年中のストーブ火災の実態
東京消防庁「令和4年版火災の実態」より
◆電気ストーブ火災から身を守るには?
・外出・寝る前には必ず消す。
・燃えやすい物は近くには置かない。
・ストーブの上に洗濯物を干さない。
・使わないときは電源プラグをコンセントから抜く。
・電源プラグやコードが痛んでいたら使用しない。
・使用前に取扱説明書をよく読む。
問合せ:消防本部警防課予防危険物係
【電話】0993-76-5070
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