文字サイズ
自治体の皆さまへ

特集 熱中症に負けない! 夏の猛暑戦略!!(1)

5/37

鹿児島県 垂水市

■熱中症を学ぼう。
熱中症は、気温が高いことなどで、身体の中の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の上昇を抑えるための調節機能がうまく働かず、体内に熱がこもり、体温が異常に上昇することでおこります。しかし、熱中症は、正しい知識と適切な行動で防ぐことができます。
今回の特集では、子どもから高齢者まで、皆様に知っていてほしい熱中症対策をご紹介します。これから夏本番。熱中症対策の知識をもって、楽しく夏を過ごしましょう!

【戦略其の1】情報を入手する!
◆暑さ指数(WBGT)を確認しよう!〔大事〕
気温が低くても、湿度が高いと熱中症の危険が高まります。例えば、気温が25度以下でも、湿度が80%以上ある時は注意が必要です。暑さ指数は、熱中症発生の目安となります。環境省LINE公式アカウントなどで確認できます。

▽日常生活における熱中症予防指針

日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針Ver.4」(2022)より

◆『熱中症特別警戒アラート』に注意する!〔新設〕
気候変動適応法の改正に伴い、令和6年度から『熱中症特別警戒アラート』が新設されました。このアラートは、広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり、熱中症による人の健康に係る、重大な被害が生じるおそれがある場合に、環境省が発表し、本市の防災無線等を通じて、市民の皆様にお知らせいたします。

問合せ:保健課健康増進係
【電話】32-1111(内線121)

■『指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)』〔新設〕
指定暑熱避難施設とは、熱中症による人の健康に係る被害の発生を防止するため、『熱中症特別警戒アラート』が発表されたときに、暑さをしのぐため一般開放する施設です。現在は、垂水市市民館(1階ロビー)が指定されています。

問合せ:生活環境課環境衛生係
【電話】32-1297

◆情報が入手できる配信サービス一覧
熱中症警戒アラートや熱中症特別警戒アラート、暑さ指数の情報を入手できます。
1 環境省熱中症予防情報サイト
2 暑さ指数メール配信サービス
※QRコードは本紙をご覧ください。

【戦略其の2】暑さを避ける!
◆室内にいる時は
・室温をこまめに確認!
扇風機やエアコンで温度を調節し、エアコン使用時の室温「28℃」を目安にする。
・遮光カーテン、すだれ等を利用し、窓からの日光を遮る。
・暑さ指数(WBGT値)も参考に!

◆屋外にいる時は
・日傘や帽子の着用
・日陰の利用、こまめな休憩
・気温が高い日は、日中の外出をできるだけ控えること。
・携帯型扇風機や、保冷剤などのグッズを活用する。

◆衣服も工夫しよう
・ゆったりとした衣服にする。
・吸汗・速乾素材や、軽・涼しい衣服を活用する。
・炎天下では、輻射熱※1を吸収する黒色系の衣服を避ける。
※1 日差しを浴びたときに受ける熱や、地面、建物、人体などから出る熱

▽TARUMEMO
暑い日が続くと、体が次第に暑さに慣れて、暑さに強くなります(暑熱順化)。日頃からウォーキング等で汗をかく習慣を身につけて暑熱順化していれば、夏の暑さにも対抗しやすくなり、熱中症にもかかりにくくなります。

◆高齢者や子どもは特に注意を!!
熱中症に大きく関わる『体温調節機能』が、高齢者・子どもはうまく機能せず、体に熱がこもりやすく、熱中症が発生する危険が高くなりますので、気を配る必要があります。

▽高齢者における注意点
室内に『温湿度計』を置き、周囲の方も協力してこまめにチェック!暑い日には冷房を積極的に使用して、室温をほぼ28℃前後に保つこと。

▽子どもにおける注意点
気温が高い日に外出する場合、身長が低い幼児は、地面からの照り返しの影響があります。顔色や汗のかき方に十分気を付けましょう。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU