文字サイズ
自治体の皆さまへ

GIGAスクール通信vol.30

20/44

鹿児島県 垂水市

令和3年度から、GIGAスクールによる一人一台端末を本格的に活用した教育が始まった垂水市。ここでは、市民の皆様に、GIGAスクールはどういったものなのか解説するとともに、各校の取組みを紹介することで、GIGAスクール構想を基にした教育に親しみを持っていただければと思います。

■新たな授業について考えを広げ深めた「垂水市小・中学校教育研究会夏季合同研修会」
保護者や地域の皆様の温かなご理解とご協力の下、児童生徒は、学習や運動に充実した1学期を過ごすことができました。この紙面を借りて、厚くお礼申し上げます。
さて、児童生徒が夏休みの間、先生方は、1学期のまとめや2学期に向けての準備に取り組むとともに、授業づくりや指導方法についての研修を通して力量を高めています。その研修の一つとして、8月2日に「垂水市小・中学校教育研究会夏季合同研修会」を垂水市市民館で開催しました。内容としては、「文部科学省学校DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略アドバイザー」でもある、鹿児島国際大学の辻慎一郎准教授を講師として招き、本市の児童生徒が未来を切り拓く力を身に付けるために、国・県の方針やデジタル化を図った授業の未来像について話をしていただきました。辻准教授には、「市GIGAスクールアドバイザー」として、定期的に助言を頂くことになります。
また、文部科学省や県教育委員会からも講師を招き、ICTを効果的に活用した授業のポイントについての話や、市内の校長・教頭が講師となり、「Canva(デザイン作成ツール)」や「生成AI」などの演習等を行いました。最後は学んだことを生かし、先生方に2学期の授業を構想してもらうなど充実した研修会となりました。参加した先生方から「児童生徒が主体となり、学力が付くICTの活用法がよく分かった」などの前向きな感想が多くありました。児童生徒と先生方がいきいきと一緒に授業をつくり上げていく姿を、授業参観を通じてご覧ください。

[児童生徒が夢や目標を実現するために]
■「家庭学習の充実」へのご協力をお願いいたします!
7月に「垂水版家庭学習の手引き」を配布いたしました。児童生徒が夢や目標を実現するためには、家庭学習の充実が大切です。特に本市では、児童生徒の学習への主体性を高めるために、タブレット端末を持ち帰らせ、家庭での予習を基に、授業で学びを深める「予習型反転学習」に取り組んでいることから、この手引きを作成いたしました。手引きを基に、お子さんと家庭学習について話し合っていただき、時間や内容などについて約束事を決めてください。また、お子さんの家庭学習の取り組み方を見届け、称賛や励ましなどの温かい言葉を掛けてくださるようお願いいたします。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU