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令和6年度施政方針〔3〕健康・妊娠・子育て・教育の希望をかなえる (2)-2

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鹿児島県天城町

高等学校及び高等教育機関への進学希望者を対象に、「天城町育英奨学資金」や「夢と希望の上原勇一郎奨学資金」を継続して貸与してまいります。

樟南第二高等学校との連携につきましては、令和3年度の包括連携協定締結以来、ごみ回収ボックスや絵本の製作、平土野商店街の活性化に向けた検討や高校生版エコツーリズム講座の実施など、様々な活動に取り組んでまいりました。また、このたび学生寮も完成し、新年度からは、天城町で実り豊かな青春時代を過ごしたいと希望する生徒の皆さんが増えてくれるものと期待しております。引き続き、包括連携協定に基づく取組を推進し、若い世代の力を活かした地域づくりに努めてまいります。

社会教育につきましては、安心・安全で時代のニーズに合った家庭づくり、学校づくり、地域づくりに向け、各地区推進協議会の活動を支援してまいります。
「地域おこしは集落興しから」の観点で、引き続き自治公民館長研修会をより充実させるなど、活動の支援を行ってまいります。生涯学習講座につきましては、学びの場を提供してキャリアアップ・生きがいづくりを図れる環境を整備するとともに、新規講座の開設や青少年の健全育成・町民のコミュニティの構築等、いきいきとした生涯学習活動の推進に努めてまいります。さらに、引き続き放送大学授業単位取得助成事業を行い、町民の学習意欲の向上及び経済的負担軽減を図ります。

文化芸術の取組につきましては、児童生徒を対象に心の教育芸術鑑賞として「劇団四季公演」「市町村青少年劇場」を開催いたします。また、引き続き全町民を対象に「霧島国際音楽祭in天城町」を開催するなど、芸術を愛する心を育て、豊かな情操を養うとともに、文化芸術活動の素晴らしさを実感して頂きたいと考えております。

教科セミナーにつきましては、児童生徒の学習意欲向上に向けた環境づくりに努めてまいります。新たに、現役東大生を講師にオンラインを活用した双方向ライブ授業を実施し授業内容の充実を図るとともに、模擬テストにも力を入れ、学力向上を図ってまいります。
自主的学び応援事業につきましては、これまで16名の生徒が島外の学習塾夏季スクーリングに参加いたしました。引き続き、自らの目標達成に向けてチャレンジする生徒の支援に努めてまいります。

中央女性学級・高齢者学級につきましては、男女共同参画時代を反映するという観点からも、両学級を一つに統合し、名称を「結さわやかくらす」として新たにスタートいたします。様々な体験活動を通して町民一人ひとりが男女、世代を問わずにお互いを助け合い、楽しい活動を通して、日々の暮らしをさわやかにそして豊かに過ごせるよう支援してまいります。

図書館につきましては、引き続き、時代の変化に合った情報を提供するため、本の選書・購入に努めてまいります。また、映画鑑賞会や読み聞かせなどを行い、親しみを持てる図書館づくりに努めてまいります。

社会体育につきましては、新年度は第65回大島地区大会「柔道競技」と第51回大島地区スポーツ少年団競技別交歓大会「軟式野球競技」が本町にて開催予定となっております。体育協会をはじめとするスポーツ団体に対する支援とともに、その受け入れ準備を進めてまいります。また、令和5年度に7年振りに出場いたしました奄美群島日本復帰記念第65回大島地区駅伝競走大会につきましても、継続して出場出来るよう選手の強化を行ってまいります。今後も引き続き、町民一人ひとりがスポーツへの関心を高め、健康づくりや競技力向上が図られるよう取り組んでまいります。

BandG海洋センターにつきましては、町内の小学生、中学生及び65歳以上の高齢者の方々の施設利用料金を無償化いたします。
現在行っておりますチャレンジ運動教室や、高齢者を対象とした介護予防教室等を引き続き開催して、幅広くいきいきと誰もが活動できるセンター運営に努めてまいります。また、幼稚園や保育所と連携したスイミング教室を実施し、子ども達の運動技能の向上や親子のふれあいの場としての環境整備を進めてまいります。
プールにつきましては、BandG財団の修繕助成を活用し、温水化や屋根及び外壁全面改修を行います。令和7年度より年間を通したプールの利用が出来るようになります。併せて、各学校のプール授業の利用促進にもつなげてまいります。
多目的艇庫におきましては、小中学生の宿泊体験学習時のプログラムの受け入れや水上アクティビティを通した青少年の健全育成を図るとともに、町民の交流の場や観光拠点としての環境整備、利用促進になお一層努めてまいります。

ユイの館につきましては、世界自然遺産登録により島外からの来館者が増加傾向であります。本町で体感できる自然や文化を具体的に紹介、発信するなど地域文化振興に努めてまいります。

文化財につきましては、文化庁や鹿児島県文化財課などの関係機関と連携して、下原洞穴遺跡の国史跡への指定を目指してまいります。
さらに、「地域の特色ある埋蔵文化財活用事業」を活用し、下原洞穴遺跡の学術的な重要性を地域の方々にわかりやすく伝えるためのシンポジウムを開催するとともに、遺跡の内容をよりわかりやすく伝える展示資料の作成を行ってまいります。また、ウンブキ水中鍾乳洞遺跡につきましては、水中鍾乳洞という特殊な環境のため、水中遺跡調査の専門家とともに調査・保存方法の検討を進め、その方針を策定したうえで、適切な取組を推進いたします。

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