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健幸だより Yakushima Health

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鹿児島県屋久島町

■まちの健康づくり計画「健康やくしま21」自然と共に生きる元気なまち
健康やくしま21は、こちらから、ご覧いただけます。町では、「自然と共に生きる元気なまち」の実現を目指し、令和11年度までを計画期間とする「健康やくしま21(第3次屋久島町健康づくり計画)」を策定して、さまざまな健康づくりの取り組みを進めています。

▽健康寿命の延伸と生活の質の向上をー
「健康やくしま21」は、町民1人ひとりが主体的に体とこころの健康に関心を持ち、健康づくりに取り組めるような環境を整えることを目的に、町民、行政、集落や事業所などの役割を示しています。
全体目標を、「健康寿命の延伸と生活の質の向上」とし、その達成に向けて、健康に直結する次の6つの課題に着目し、具体的な行動目標を設定しています。
令和6年度は、このうち、「がん対策」と「こころの健康」について考える取り組みを実施していきます。

▽がん対策
がんは日本人の2人に1人が生涯でり患すると言われているように、とても身近な疾病であり、また、この40年ほど、日本人の死亡原因の第1位となっています。2022年にがんで死亡した人は、38万5千人となっており、死亡総数の24・5%を占めています。がんを発症する原因として生活習慣と、感染が大きく関連している事が分かっています。また、早期発見・早期治療で、がんの死亡率を低下させることができます。
屋久島町では、多くの皆様に検診を受診していただくために、集団検診を実施しています。今年度も、5月の集団検診で胃がん・大腸がん検診が受診できます。また、7月に肺がん検診、11月に子宮・乳がん検診を実施予定です。詳しい日程は、町ホームページをご覧ください。また、日本対がん協会のホームページに様々な情報が掲載されており、相談窓口も設置されていますのでご覧ください。

▽こころの健康
「こころの健康」を保つには、適度な運動や、バランスの取れた栄養・食生活はもちろんのこと、心身の疲労の回復のために、「休養」がとても大切です。十分な睡眠をとり、ストレスと上手につきあうことはこころの健康に欠かせない要素となっています。過去(平成31年4月)の屋久島町の成人を対象に実施したアンケートでは、6割の方が日常生活でのストレスを感じていると回答しており、その原因としては、職場でのストレスと回答した割合が一番高くなっていました。
情報技術の発達等により、世の中がめまぐるしく変化する現代では、その変化する環境に対応していく事でストレスを感じる場面が多くなっていると言われています。自分のストレスの原因を知り、その対処法をいくつか身に付けていくことで、自分で回避したり、対処したりする方法を身に付けていけるといいですね。
また、こころの病気だけでなく、ストレスが溜まった状態が続くことで、身体の病気にも関連してくることが分かっています。
ストレスについて、またそのセルフケアについて、詳しく知りたい方は、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所の「こころの情報サイト」をご覧ください。

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