文字サイズ
自治体の皆さまへ

保健・医療・健康に関する情報を発信!「保健師・栄養士・歯科衛生士メモ」

26/49

鹿児島県 志布志市

◆冬も元気に過ごすための3つのコツ
今月お話するのは保健師の山中です

今年も寒い季節がやってきました。冬は、ウイルスが活発になる季節で、風邪やインフルエンザなどの感染症が増えます。また、慌ただしくなる年末年始は、ストレスがたまりやすく、体調管理があと回しになることも。
今回は、冬も変わらず元気に過ごすために、必要な3つのコツについてお話します。

◆その1 感染症の予防
最近になり、感染対策に対する意識が緩んではいませんか。
「手洗い・うがい・マスク」は、ウイルスへの感染を予防する基本です。外出時や人混みの中での感染対策をしっかり行うことが大切です。
また、基礎疾患のある方や高齢の方は、重症化を防ぐためにインフルエンザなどの予防接種を受けることも必要です。
●免疫力を高めるために
免疫力を高めるため、次の4つのポイントを心がけて、バランスのとれた食事と十分な休養・睡眠をとり、感染症に負けないカラダをつくりましょう!
□朝食はしっかり食べる
□良質なたんぱく質(肉・魚・卵・大豆製品・乳製品)を取る
□野菜(きのこ・海藻含む)・果物を取る
□体を冷やす飲食物を避ける

◆その2 環境の調整
感染症を引き起こすウイルスは、乾燥した状態では、感染力を持ち続けてしまう性質があります。室内を、50%程度の湿度と20度前後の温度に調整し、体を冷やさないようにすることが大切です。
冬場はお風呂の事故にも注意が必要です。暖めていない脱衣室や浴室などへの移動は、脳卒中や心疾患などを引き起こす恐れがあります。急激な温度変化や、長湯は避けることが大切です。

◆その3 食事と運動
寒くなると体を動かすことが面倒になり、加えて忘新年会や正月など食べる機会も増えるため、「冬太り」に注意が必要です。
生活の中で意識的に身体を動かすなど、運動の継続により健康で質の高い生活を送ることができます。冬によく取る食べ物や飲み物について、適量を知ることで、食べ過ぎ・飲み過ぎを防ぎます。
●1日当たりの果物の適量
果物には、ビタミンやミネラルが豊富に含まれていますが、糖分を多く含んでおり、血糖値を上げやすく、食べ過ぎには注意が必要です。
・みかん2個(160g)
・りんご半分(140g)
・バナナ1本(85g)
・柿3分の2個(130g)
いずれか1種類が1日量です

●1日当たりのアルコール量
おつまみなどの嗜好品も、糖質や脂質がより少ないものを選ぶことが、健康への一歩となります。
▽1日のアルコール量の目安

保健課では、健康に関する相談を受け付けています。健康に関して気になることや不安なことがありましたらお気軽にご相談ください。

問い合わせ先:有明庁舎 保健課 保健対策係
【電話】474‒1111(内線167・168)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU