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自治体の皆さまへ

健康だより Health

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京都府京丹後市

■健康な体は健康なお口から~口の中の乾燥を防ぎ、清潔に保ちましょう~
現在、マスクを取り入れた生活が日常化しています。マスクをしていると、水分補給の機会が減ることに加え、自然と口が開いて口呼吸になり、唾液が減少して口が乾燥しやすい状態になっています。
唾液には、感染症から体を守る“警備員”のような存在がいます。感染予防のためにも、お口の健康について意識してみましょう。

▼唾液はウイルスと戦う!
口の中の粘膜は、体の内部と外部が接するところです。ウイルスや細菌の侵入を防ぐために、唾液には“警備員=抗菌物質(抗体)”がたくさん含まれています。一番多く分泌され、頼もしいのは、「IgA(免疫グロブリンA)」です。

▼IgA(免疫グロブリンA)の役割
▽ウイルスの付着を妨げる
IgAは、ウイルスを取り囲み、口の中の粘膜に付着しないよう妨げます。体内に入り込めなかったウイルスを、唾液で洗い流します。

▽ウイルス感染リスクを下げる
通常、1日に50~100mgのIgAが分泌されています。唾液中のIgA濃度が高ければ高いほど、ウイルス感染リスクが減少します。

▼唾液の役割は他にもたくさん!
▽飲み込みやすくして誤嚥防止
食べ物を口の中でまとめ、かみ砕きやすくしたり、飲み込みやすくしたりします。

▽消化を助ける
唾液に含まれる酵素(アミラーゼ)が、食べ物に含まれるデンプンを分解し、胃や腸で消化・吸収しやすいよう準備します。

▽むし歯を防ぐ
食後、酸性になる口の中を中和し、歯の表面が溶け出してむし歯になりやすくなった環境を改善します。

▽入眠をスムーズにする
唾液には眠りを誘うホルモン(メラトニン)が含まれており、夜になると分泌量が増加。脳や体を眠りに入りやすい状態に切り替えます。

▼唾液をたくさん分泌させるためには…
(1)よくかんで食べる、ガムをかむ…かむことで唾液腺を刺激し、唾液の分泌を促進します。
(2)お口の体操をする…舌を動かすことで、唾液腺が刺激されます。

▽舌回しや、「あいうべ体操」がおすすめです。1日30セットを毎日続けましょう。
舌回し:舌をくるくる回します
あいうべ体操:「あーいーうーべー」と声に出しながらお口を大きく動かします
(3)唾液腺マッサージをする…唾液腺は、舌の下、顎の下、耳の下に左右で存在しており、そこをマッサージして刺激をすることも効果的です。痛くない程度に行いましょう。
耳下腺への刺激:耳の下を親指以外の4本の指で揉む
顎下腺への刺激:耳の下あたりから顎の下に向けて押しながら移動する
舌下腺への刺激:顎の下を親指でしっかりと押す

▼フロスを使ってお口をきれいに保ちましょう!
口の中の細菌(歯垢)には、ウイルスを、粘膜内に侵入させやすくする酵素(プロテアーゼ)を出すものがいます。
歯垢は、ただの食べカスではなく、菌の塊。歯ブラシだけでは、5~6割の汚れしか落ちないので、デンタルフロスも使って、細菌を取り除き、口の中をきれいに保ちましょう。
10歳までのお子さんには、大人が必ず仕上げ磨きをしましょう!

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