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人権シリーズ291号

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兵庫県市川町

少数が大切にされる社会は

アルファベット4文字が並ぶ最近よく耳にする言葉があります。「LGBT」です。レズビアン(女性の同性愛者)、ゲイ(男性の同性愛者)、バイセクシャル(両性愛者)、トランスジェンダー(身体と心の性が一致していないため身体の性に違和感をもち、心の性と一致する性別で生きたいと望む人)の頭文字を並べてできた言葉です。
体の性と心の性が一致していて、恋愛対象が異性である人が世の中では多数を占めています。相対的にLGBTの人たちは世の中で少数者(性的少数者)となります。ある民間の研究所が20歳から59歳を対象に調査したところ、LGBTの割合は約8%になったそうです。LGBTの人たちは少数者であるために、周りと違う自分に違和感をもちながらも、いじめや差別につながることへの不安から、だれにも相談できずに悩んでしまう人が多くいます。
この現状に対して社会の新しい動きもあります。たとえば、東京のある女子大学は戸籍上男性でも、自らの性別を女性と認識する学生を2020年度から受け入れると発表しました。兵庫県内の女子大・短大でもすでに検討中、将来的に検討したいとする大学・短大が多くありました(神戸新聞アンケートによる)。学内のソフト面ハード面の対応など難しい問題があるにもかかわらず、少数者のことを考えていこうとする動きが出てきています。
大学だけでなく義務教育段階の学校でも、性的少数者に対する個に応じた対応をすすめることが必要になっています。兵庫県教育委員会は校内研修資料を作成し、性的少数者に対する正しい理解を深め、児童生徒が安心して学校生活を送ることができる環境づくりを推進しています。
少数者に対して、少数であることを理由に対応をおろそかにするのではなく、多様性が認められる社会を実現する意味においても、少数者の生き方が社会の中で認められ、市民権を得られるよう配慮していくことが大切です。どの社会でも少数が大切にされる社会は、多数を占める者にとっても住みよい社会であることを私たちは自覚しなければなりません。

感性豊かな人・まちづくりをめざして

問合せ:教育課人権教育啓発係
【電話】26-0001

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