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家庭教育シリーズ第320号

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北海道上富良野町

■「あるラーメン店で」東中小学校 長田端幹夫
5~6年前のこと、あるラーメン店で食事をしていたとき、見知らぬ家族が私の隣のテーブル席に座りました。そして、ラーメンを注文した直後のことです。お父さんは新聞に見入り、お母さんと娘はスマホ、息子はタブレットのゲームに没頭。ラーメンが届くまで4人は無言で、食事中も無言でした。お店で会話する必要がなかったのか、あるいは話す気分になれない理由があったのかは謎です。しかし、せっかく家族で食事に来たのに会話ゼロだったのです。
今、これと似たような様子をどこでも見かけるようになりました。バス待ちをしている人は、ほぼ全員スマホの画面を見ています。気がつくと、我が家や親戚の家でもひとごとではありません。食事中「しまおうか!(しまうのはスマホ)」の一言が必要な場面もしばしば。みなさんはいかがですか。
スマホの機能の一つに、どこにいても誰とでもつながる便利なコミュニケーションツールがあります。それ自体を私は否定しません。しかし、直接顔を見合ってコミュニケーションできる貴重な食事(一家だんらん)中に、やりとりが必要なのでしょうか。
オリンピックイヤーの2020年には日本でも「5G」が導入され、さらに高次元のバーチャル・リアリティ技術でコミュニケーションが可能と言われています。
そこで思うのが、バーチャルは本物ではないということ。喜怒哀楽を共にし、心の通ったコミュニケーションこそ本物だということです。本物の人との関わり。直接的な人との関わりをもっと大切にしなければならない時代がすぐそこに来ていると思うこのごろです。

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