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自治体の皆さまへ

中川町地域おこし協力隊活動記

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北海道中川町

町の振興や発展のために東奔西走する地域おこし協力隊の活動の様子を紹介します

■ラベンダーと春紅葉 北野萌(きたのもえ)
協力隊としての活動期間が、早くも半分を過ぎました。
先日、昨年から育てているラベンダーの株をエコミュージアムセンターの花壇に移植する作業をおこないました。職員の方をはじめ、いろいろな方々に積雪前の土壌作りから何度も知恵や手を貸してもらい、移植作業をとてもスムーズに終えることができました。本当に感謝です。まだ移植して1週間ほどなので、日々株の様子を見て、無事に根付くことを願いながら世話をしています。花付きがよければ、今季の精油の材料として使う予定です。
中川町で迎える春は二度目ですが、昨年には気づかなかったものを発見。北海道ではお馴染みだと思われる「春紅葉」です。春先に広葉樹の新芽が赤や黄色に色づいて秋のようだと思っていたのですが、これは春が遅い北国で見られる現象。気温低下によって起こる秋の紅葉とは違い、新芽が光合成で葉緑素を蓄える前の、元来の色素が見えている状態だそうです。一年に二度も紅葉が見られるとは、ちょっと得した気分です。ラベンダーの手入れをしながら春紅葉の山に囲まれ、癒されています。
私自身、3月末の春生まれで、名は草木の芽吹きを意味し、万葉集の「萌え出づる春」から来ています。世界のどこにいても、春は特別な季節です。

■四季の匂い 須貝美海(すがいみう)
こんにちは。道北は特に寒暖差が激しい春。暖かい日に油断して薄着で寝てしまい、朝起きるときに凍えてしまう習慣を、中川生活2年目になった今も治せていません。
私は四季が始まる匂いがとても好きです。春は雪解けや植物の匂い、夏は花の匂い、秋は枯葉の匂い、冬は雪の匂い、など。本当にその匂いなのかはわかりませんが、たぶんそうじゃないかなと思っています。匂いは風に乗ってやってきますが、それを感じるたびにあぁ、この季節がやってきたと嬉しくなります。
札幌に住んでいる時から四季の匂いは好きでしたが、中川で感じる四季の匂いはもっと濃厚で、鼻の中がとても充実します。
そして中川は、鳥のさえずりをとても贅沢に感じることができます。スズメやカラス以外のたくさんの鳥たちの声が聴こえますが、まったく名前がわからないので最近は気になった鳴き声はすぐ調べるようにしています。昨年秋味まつり会場近くでエゾライチョウ(ヤマドリ)を見ました。ハトよりも少し大きく丸々としていて、ふわふわの足から羽が一本飛び出しトボトボ歩いているその様子がとてもかわいらしく、さっそく私の好きな動物ランキングの殿堂入りを果たしました。
皆さんも少しでいいので外の匂いや鳥の声に耳を傾けてみてください。そしてみなさんの四季の始まる匂いを感じてみてください。

■鹿角工作キット 山﨑哲平(やまざきてっぺい)
知っている方もおられるかと思うのですが、中川町の小中学生を対象とした「自宅で遊ぼう!鹿の角工作キット」を企画製作し、配布しました。新型コロナウイルス感染症の影響を受けて子どもたちをはじめ住民の皆様も先行きの見えない不安の中、自宅で過ごす時間が長くなっていることと思います。そんな状況だからこそ意味を持ち、自分の活動を通してできることはないか考え、産業振興課、教育委員会、小中学校の協力で実施に至りました。思い返せば、昨年中川町に来た当初は、あまり馴染めずにだいぶ戸惑っていました。そんな私を見かねた役場職員から「ワークショップを企画してほしい」と言われ、すごく救われた思いがありました。今回のキットはそんな暖かな流れから始まっています。協力隊である私の恩返しは、経験から学び発展させ、自主的に物事を起こし、少しずつでも独り立ちする事にかぎると考えています。とても恵まれた環境に身を置いていることを忘れず日々精進します。最後になりますがこの場を借りて、今回のキットに関わってくださった皆さまにお礼申し上げます。

■コンペ 福田隼人(ふくだはやと)
中川町の皆様こんにちは、ヒゲの福田です。この度、横浜トリエンナーレという三年に一度開かれる現代アート国際展の連携プログラムとして開催されたストリートファニチャーコンペティションという屋外家具のコンペ(競技設計)に参加しました。このコンペは、まちづくりについて地域と一緒にアイディアを出し、街の活性化につなげることを目的としており、屋外家具や公共スペースの家具デザインの分野で奮闘している私にとってはやりがいのあるものでありました。が、結果は惜敗(審査側がそう言ってました)でした。
残念ではありましたが、大事にしてきたシリーズ作品でもありますので、どうぞ見てください。タイトルはWave。コンセプトは、横浜港から広がる海波の形象として交線上に設置されたベンチが、江戸末期から続く街の発展の波と新たな始まりの波として存在し、ここに集う人々の一瞬一画を切り抜いた空間となるような、そんな刹那的なランドスケープ演出といったところです。

■花の季節 宮坂莉奈(みやさかりな)
日を追うごとに暖かさを増し、日中は汗ばむほどの陽気が続く今日この頃、中川町の皆さまはお変わりなくお過ごしでしょうか。宮坂莉奈です。今回は色彩や景観などに関わる季節の移り変わりによる変化についてお話したいと思います。
季節の移り変わりを何から感じるかは個人差があるかとは思いますが、私は最近、中川町に咲く色とりどりの花々に季節の変化を強く感じている次第でございます。私は花や動物などの、自然をモチーフにしたものを主に制作するので、このような季節になると、外でお花のスケッチをするというのも、私には大切な作業のひとつになります。私にとって、絵を描くというのは非常に重要で、たんぽぽの花ひとつとっても、花びらの枚数、かたち、葉の裏側に走る葉脈、がくの付き方などなど、意識すると曖昧にしか記憶できていないと感じる部分は多々あります。そのため、写真ではなく実物を手に取って隅々まで観察すること。それが私にとって重要なことであるのだと改めて実感いたしました。中川町の自然を細部まで描いて切り取るというのも、季節の楽しみ方として素敵なことであると私は考えております。
さて、そろそろ紙面も尽きて参りましたので、本日はこのくらいで失礼いたします。暖かくなってきたとはいえ、天候など安定しない日が続いております。油断なさらずお体を大切に日々をお過ごしください。

問合せ:産業振興課産業振興室
【電話】7-2816

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