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特集 閉校 ありがとう☆下多寄小学校

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北海道名寄市

風連下多寄小学校閉校式は2月2日に開かれました。児童や保護者、卒業生、関係者など約270人が参加し、117年の歴史に幕を下ろしました。

式では加藤(かとう)市長が「母校の閉校は何事にも代えがたい寂しさがあると思いますが、皆さんが培った伝統はいつまでも受け継がれていくと確信しています」と式辞を述べ、井川(いかわ)校長は「本校は地域と共に歩んできた学校です。小さな学校で、たくさんの人に支えられて育った児童の皆さんには、人との関わりを大切にしながら社会に貢献してほしい」と惜別のことばを述べました。お別れのことばでは6人の在校生が「通っていた学校がなくなるのは寂しいです。どんな時も地域の方や卒業生が見守ってくれました。風連下多寄小学校はわたしたちの心の中にいつまでもあり続けます。この校舎で学んだことを生かし、風連中央小学校でも成長し続けます」と感謝とこれからの決意を述べ、「大切なもの」を合唱。その後小野(おの)教育長へ校旗を返還しました。

閉校式のあとには惜別の会が開かれ、在校生へ記念品が贈呈されたほか、在校生による器楽演奏や思い出の映像が投影され、約210人の出席者は思い出を振り返りながら母校との別れを惜しんでいました。

◆風連下多寄小学校のあゆみ
明治35年3月 医師今川実の長男良策が自宅の一室に子どもを集めて教育を始める
明治37年4月 校舎改築(現在地に移転)
明治37年11月 上川郡下多寄簡易教習所として認可
明治38年 下多寄尋常小学校と改称
昭和4年11月 下多寄尋常小学校校舎改築
昭和16年4月 下多寄国民学校と改称
昭和22年4月 下多寄小学校と改称
昭和34年11月 下多寄小学校新築落
成昭和39年4月 校歌制定
昭和46年9月 開校70周年記念式典
昭和48年12月 特別教室理科室音楽室の新築
昭和49年11月 体育館完成
昭和52年8月 職員室内部改造放送室増築
昭和56年9月 開校80周年記念式典、校舎前全面舗装工事完了
平成5年2月 下多寄小学校新校舎完成、同校コミュニティスクール開設
平成5年10月 グラウンド完成・バックネット設置
平成7年4月 西風連小学校が廃校され、下多寄小学校に統合
平成13年6月 開校100周年記念式典
平成18年3月 名寄市と合併。名寄市立風連下多寄小学校となる
平成23年7月 開校110周年記念式典・祝賀会
平成31年2月2日 風連下多寄小学校閉校記念式典

◆ありがとう風連下多寄小学校 MESSAGE
◇PTA会長 今村芳彦(いまむらよしひこ)さん
閉校式の子供たちは、寂しさの中にも凛々しさと、その振る舞いは頼もしくもあり、潤んだ瞳は未来に期待を抱ける溌剌(はつらつ)さに溢れていた。
子供たちに何の責もなく、閉校を余儀なくしてしまう我々大人こそ、子供たちの未来のために今日から、今からを力強く歩まなくてはならない。
これから通う中央小学校に、子供たちの歓声がよく響くよう切に願う。

◇児童代表 新田莉央(にったりお)さん
私は、とても複雑な気持ちです。悲しみ、緊張、楽しみなどたくさんの気持ちが入り混じっています。その中でも、悲しみが一番大きかったです。1年生からずっと学んできたので、別れるのはやはり悲しいです。しかし、この場でずっとめそめそしているわけにはいきません。
これから、風連下多寄小学校にいる時間を大切にして、風連中央小学校に行っても、勉強をがんばりたいです。

◇児童代表 今村恕那(いまむらはるな)さん
私の気持ちは悲しいです。風連下多寄小学校の校舎で勉強ができなくなることと5人と会えなくなってしまうことが悲しいです。しかし、風連下多寄小学校で学んだことを忘れずに生きていきたいです。
風連中央小学校では、風連下多寄小学校で経験したことを基に、友達に頼り過ぎないことや学習では算数をがんばりたいと思います。

◇卒業生代表 石谷陽杜(いしたにはると)さん
「閉校」の2文字を聞いたとき、僕は正直何を言っているのか理解できませんでした。母校がなくなることはまだ先の話だと思っていました。
僕の下多寄小学校での思い出は、沢山あります。下多寄小学校では他の学校ではできないような、特徴的な学校行事が数多くありました。例えば収穫祭です。学校の田んぼに苗を植えて育てたもち米をついて食べる日であり、子供たちの日頃の学習の成果を地域の方々に見てもらえるいい機会です。
このように下多寄小学校は地域の人との関わりを保ちつつ、子供たちが成長できる素晴らしい学校でした。そんな僕たちの学校が閉校するのは、とても寂しく思いますが、これからも地域のつながりを大事にしていきたいです。
ありがとう風連下多寄小学校

◇平成30年度風連下多寄小学校 井川健(いかわたけし)校長
小さな学校には、小さな学校にしかない良さがある。児童は、市内でどんな行事があっても、常に学校の代表だ。場慣れのような経験を全員の子がする。自ずと、人の前で発表する機会も増える。学校行事では「全員が主役」を越え、「全員が複数の役割」を担う。統合後、大きな人数の中でうまくいかない時間があるかもしれないが、小さな学校で育んだ「本番に強い力」が、学年が進めば発揮されることだろう。頑張れ下小っ子。

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