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年頭にあたって

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北海道小平町

小平町長 関次雄

新年あけましておめでとうございます。
平成31年の輝かしい新春を、町民の皆様とともに迎えることができましたことを心からお喜び申しあげますとともに、日頃より町行政の推進にあたり、深いご理解とご協力を頂いておりますことに厚くお礼を申し上げます。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
さて、昨年10月には町民の皆様はじめ多くの方々から温かいご支援とご厚情を賜り、引き続き3期目の町政運営の重責を担わせていただくこととなりましたので、新年のご挨拶をかね、今後4年間の基本的取り組みについて申し上げます。
最初に、地域産業の振興であります。
今更申し上げるまでもなく、町の基幹産業は農業・漁業でありますが、後継者問題や労働力不足、更には漁場環境の変化など、一次産業を取り巻く環境は楽観できる状況ではありません。
こうした中、漁業関係では、組合の小平町への本所移転が計画されておりますので、移転に係る建設費について、支援してまいりたいと考えております。
また、農業にあっては、本年主要物である米が、9年ぶりの不作となるなど、農作物全般において販売額が減少する見込みとなっていることから、農業団体より支援要望のあった事項について、しっかりと支援を検討してまいります。
さらに、基盤整備につきましても、大規模経営や機械の大型化を踏まえ、将来に向け強化する必要があることから、農業者の方々からご意見をお聞きしながら、その方向性を決定してまいりたいと考えております。
次に、少子化対策と教育であります。
これまでと同様、子育て環境の充実を図ることが重要であると考えているため、これまで実施してまいりました、幼稚園・保育料の無償化等10項目の支援策の検証を行い、より効果的な施策の実施を検討するほか、幼児教育施設環境整備についても、保護者等の皆様の声をお聞きし、有意義な方向性を検討してまいります。
また、教育では教育施設の充実を図るため、鬼鹿小学校の大規模改築を行い、これで主要な学校教育施設の整備は完了したと考えておりますが、給食センターの改築事業の検討など、必要な教育環境の充実を図るため、年次計画的に事業を実施してまいります。
3つ目は、高齢者対策であります。高齢化率は年々増加し40%目前となっております。こうした中、永年小平町を支えてこられた「高齢者は功労者」でありますので、老人クラブ活動の支援、高齢者社会活動等参加ポイント事業への参加を積極的に推進し、健康的な生活を送られることが最大の社会貢献でありますので、健康寿命につながると思われる施策を、高齢者の目線にたって実施してまいります。
4つ目は、商工業・観光についてであります。
近隣の大型店舗、共同購入、宅配サービス等、住民の消費ニーズが変化している中、昨年6月には小平市街唯一のスーパーが閉店するなど、町内において消費拡大の活路を見いだすことが難しいと感じておりますが、商工会との連携を一層深め、必要な施策を検討してまいります。
また、ゆったりかん・番屋周辺の整備事業は平成28年度に完成し、今や「道の駅おびら鰊番屋」は多くの観光客等に利用され、特産品を通じて町をPRする重要な拠点となっており、これに加え新商品開発により出店する事業者も増加していることから、なお一層食を通じて観光客に魅力を伝えることができると考えておりますので、運営方法について指定管理者とも連携し向上施策を実施してまいります。
5つ目に、町内会と連携した防災対策であります。
地球温暖化の影響と思われます台風による暴風雨災害を始め、地震の発生など、いつ発生するか分らない災害に対しての備えが非常に重要であります。
また、経験した教訓に学ぶことが大切でありますので、町と町民を結ぶ太いパイプであります町内会活動を核として、防災対策を進めていかなければならないと考えており、「自助・共助・公助」思想の徹底を図り、それぞれの役割を踏まえ対処する体制を整えていかなければなりません。
また、各種災害時に対応できる道路網の整備については、国道232号の強靭化と道道の整備により、孤立状態が発生しないようにするため、関係機関に積極的な要望活動を行ってまいります。
6つ目に、公共施設の整備についてであります。
鬼鹿公民館、消防署、上下水道施設を始め、老朽化した施設の改築につきましては、現状を掌握したうえで「第6次小平町総合計画」を柱に、人口減少による効率性や財政の健全化を念頭に、優先順位を協議し執行してまいりたいと考えております。
最後に、親しみやすい役場の対応と、職員の資質向上についてであります。
8年前の就任後直ちに、住民に利用されやすい庁舎づくりのため、内部の模様替えや整理・整頓、窓口業務の集約化を実施し、来庁されるお客様の利便性を図ってまいりました。
また、職員の資質向上にあっては、庁舎内において町民への挨拶励行や笑顔で明るく対応することを忘れず、親しみやすい雰囲気づくりを徹底し、住民サービスの向上に努めてまいりました。引き続きこれらのことを成熟させるとともに、如何なる場合もスピード感を持って、町民の期待に沿えることを目指してまいります。
我が国の抱える少子・高齢化問題は深刻であり、日本国人口は減少に転じ、当町の人口も就任当時の3千717人から、本年10月末で3千183人と534人減少しており、そう遠くない将来に人口減少による、地方自治体の維持運営が困難になるとの一部報道もあります。その一方、都市への一極集中による弊害もあり、教育や住環境をゆったりとしたものにしたいという、地方回帰志向も高まっております。
このため、雇用の場確保のために産業振興を図ることは勿論のこと、子育て環境や高齢者への配慮を充実せることにより、町民生活の満足度を高め、地方回帰の機運に沿う町づくりを目指します。これまでの8年間の経験を活かし、財政健全化とともに人口減少を見据え、私のスローガンであります「声つなぎ みんなの目線で 町づくり」を合言葉に、人も産業も引き継いでいく仕組みを確立するため、職員とともに英知を結集し、粉骨砕身町政運営に取り組んでまいります。
結びに、町民皆様の町政へのなお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、町民皆様にとりまして、本年も平穏で明るく、希望に満ちた幸多き年でありますことを心からご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。

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