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平成31年度町政執行方針(要約版)(2)

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北海道平取町

■活力を生むまちづくり
◇農業の振興
トマト、水稲をはじめとする農業は昨年、5月6月の低温と天候不順で厳しいスタートを強いられ、9月の地震災害による全停電では、トマトの選果が不能になるなど気候変動と災害に振りまわされた一年でした。
そのような中でも農家の努力により「びらとりトマト」は、数量で11,258t販売高42億216万円と6年連続40億円を超える素晴らしい成績となっており、今は、2代目のトマト農家が多くのハウスを継いで全国にトマトを送り出しております。各種補助事業を活用し後継者対策を強化するとともに、移住による人口増加、就学児童の増加など地域経済に大きな効果のある新規参入者対策を今以上に推し進める必要があります。平成31年度は、引き続き「新規参入者の募集」をはじめ「びらとりトマト」の更なるブランド力の向上を目指して、「トマトの里構想」の実践に出来ることから取り組んでまいります。

◇林業の振興
町民の財産である町有林は、7年目に入る「循環型経営」を引き続き推し進め、「皆伐・植林・下刈・除伐・間伐」の年間事業量の安定化による地域雇用の定着を図り林業の維持・発展を目指します。
胆振東部地震は、ヌタップ林道に大きな被害をもたらし、法面崩壊、路肩決壊と延長7.4キロの林道が全面崩壊状態となり、被災箇所は14号箇所、被害金額は、災害査定結果で7億750万円で、完全復旧までに3年を見込まざるを得ない状況であります。

◇商工業の振興
商工業の振興は引き続き子育て支援とタイアップした「金券発行事業」を実施してまいります。店舗改装事業の継続や空き店舗の改修、設備投資の支援や担い手づくりなど地元に密着した商店街事業として地域商品券事業、商店街美化事業、地元購買促進事業などの予算を計上したところであります。施策と現在実施している「平取町起業化支援制度」により、企業誘致や雇用の確保対策として、町内で起業を考えている方を対象に引き続き支援します。

◇観光の振興
平成30年の観光は、春先の融雪洪水により橋梁の流失や林道の通行止めが生じ、夏場には低温、長雨等不順な天候が続き、また9月には台風や胆振東部地震による被災、その後の風評被害の影響もあり、「沙流川まつり」の中止やびらとり温泉「ゆから」の予約キャンセルなどが相次ぎ、二風谷ファミリーランド等の年間を通じた観光客の入込み数は大きく減少しました。
平成31年度もこれらのイベントを柱として、観光資源を活かした町のPRに努め、地域の活性化に繋がる取り組みを進めてまいります。平成30年度まで再整備事業を進めていた二風谷アイヌ文化博物館周辺の工事が完了し、この新しい二風谷地区のシンボルゾーンを「二風谷コタン」と呼び、博物館の周辺施設と一体的、有機的に活用し、多くの来訪者がアイヌ文化に触れて取り組いただけるよう取り組んでまいります。

◇雇用対策
過疎化の進行や雇用情勢の悪化に伴い、雇用の創出は喫緊の課題となっています。地域の特性を活かした雇用の創出に努めます。町内雇用の場の確保と地場資源を活用した産業の創造を積極的に進めてまいります。

■快適に暮らせるまちづくり
◇土地利用の促進
移住・定住対策の一環として平成26年度に完成した二風谷分譲宅地「レラの里」の募集を開始していますが、平成31年度もこれを引き続き実施し、町内外向けとして宅地分譲地を募集します。

◇生活基盤の整備
道路、橋梁、付属施設の老朽化が進んでおり、維持管理費が増加しているため、効果的かつ効率的な維持管理・更新を目指し、町道の各施設の現状把握を行う点検を実施するとともに、「橋梁長寿命化修繕計画」に基づき、平成31年度は、「仁世宇1号橋架換事業」として下部工を新規に着手します。

◇防災体制
胆振東部地震により、当町では今まで経験をしたことがない震度6弱を観測し、震災による停電や断水、家屋等の損壊など大きな被害となりました。防災対策については、災害発生時に迅速かつ的確な対策を行うことができるよう、「地域防災計画」に基づき、関係機関と密接な連携を図るとともに、平成30年度に改定した「防災ガイドマップ」を活用し、日頃からいざという時の備えと防災意識の向上に努めてまいります。
さらに、緊急時には、携帯電話での避難情報を提供する「緊急速報メール」の活用などを通じた情報提供を行うとともに、自主防災組織などと連携し、日頃の見守りや災害時の避難行動に役立てるため平成31年度に要援護者システム導入の予算を計上したところです。

◇消防・救急体制
9月には胆振東部地震による被害など、過去にない事象が発生しましたので、これらの経験を活かし、関係機関との訓練を重ねて更なる連携を深め、消防体制の充実強化を図ってまいります。

◇住宅の整備
「平取町住宅リフォーム促進事業」に基づく助成は、一部内容を見直して引き続き制度を継続するとともに、空き家の改修事業にも助成してまいります。

◇環境対策
「平取町バイオマス産業都市構想」に基づき、公共施設へのバイオマスボイラー等を導入するための調査設計や、各家庭等へのペレットストーブ、太陽光発電施設の普及などに、引き続き取り組んでまいります。
また平成30年度に策定した「平取町地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」により、二
酸化炭素削減による地球温暖化対策として町管理の公共施設、学校などの照明設備のLED化を進め、併せて維持経費の削減に努めてまいります。

■みんなで歩む協働のまちづくり
◇協働のまちづくり
町民が行政に関心を持っていただけるよう「広報びらとり」は、カラーページを増やすなど紙面の充実を図るとともに、「まちだより」と併せて町民生活に役立つ情報の提供に努めます。

◇人権
人権教育、啓発を推進するとともに、人権問題に関する相談体制の充実を図るとともに無料法律相談の開設についても引き続き協力してまいります。

◇行政運営
当町は、どの町とも合併しない自立の道を今後も堅持しながら、事務事業ごとに必要な広域行政のあり方について引き続き検討してまいります。

◇財政運営
子どもたちの未来のために、この町を必ず次の世代に引き継いで行くという強い意志を持って、これからも健全な財政運営に更に努めてまいります。以上、平成31年度の町政執行にあたり、私の主な所信を申し上げました。
 地方自治体を取りまく環境は、非常に厳しいものがありますが、職員が一丸となって効率的な財政運営と効果的な住民サービスを維持し、町民の生活の向上と、私たちの「ふるさと平取町」が未来に向かって、さらに発展するよう、私は町民の先頭に立ち町のために力の限りを尽くす決意であります。

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