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自治体の皆さまへ

しんとく歴史散歩 No.46

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北海道新得町

郷土の歴史を新得町郷土研究会がご紹介します
一緒に歴史の散歩に出掛けましょう

◆岩松神社

新得町内のそれぞれの開拓地では、入植者の心の支えとして早い段階から神社・仏閣が建立されています。岩松地区では、一番近い屈足神社が祭礼の場所でした。
屈足神社は参拝に遠いため昭和2(1947)年ころ、地域住民の有志により八幡大神を祭神とした八幡神社が岩松尋常小学校のすぐ北の字屈足基線231番地の見晴らしの良い斜面に祀(まつ)られました。
この八幡大神は、源氏の氏神として信仰され、後に武家の守護神になったといわれています。太平洋戦争の最中の昭和18〜19(1943〜1944)年ころ、ご神体が何者かに盗まれるという災難に見舞われました。
戦時中のことでもあり、急を要することもあって、地域住民は新得神社から分霊を受け、天照皇大神をご神体として祭り岩松神社としました。秋の祭礼の日は、屈足神社と同じ9月10日、11日と決められました。
社殿は山の中腹に造られており、お参りのためには急な階段を何段も上らなければなりませんでした。
その後、地域住民が高齢化し、お参りが大変になったことから、昭和63(1988)年4月、学校近くの平地に社殿が移されました。
しかし、離農や北海道電力の社宅の新得市街への移転など、社会の急激な変化の中で氏子の減少を招き、神社を維持することが困難になりました。
このため、平成10(1998)年4月21日、新得神社和田宮司による最後の祭礼が行われ、ご神体は新得神社に戻され、岩松神社の幕が閉じられました。
神社跡地には平成11(1999)年10月30日、新得町郷土研究会により史跡標柱が立てられています。

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