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あなたの知らないサッポロが豊平区に…博物館活動センター

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北海道札幌市豊平区

今月の特集は、平成28(2016)年の移転オープンから今年で5周年を迎えた「博物館活動センター」を紹介します。
この春、太古の札幌を探検しに出掛けてみませんか。

■博物館活動センターってどんなところ?
札幌の自然の成り立ちと生き物について分かる施設です。パネルや標本など豊富な資料がそろっており、今の札幌の地形がどのようにしてできたのか、どんな動植物が生息しているのかを楽しく学ぶことができます。展示物について詳しく知りたい方は、ぜひお声掛けください!
・展示解説員 村中 光(むらなかひかる)さん

■海だった過去を物語る“お宝”の数々
●サッポロカイギュウ
約820万年前に生息していた世界最古の大型カイギュウ(海牛※)で、平成14(2002)年に小学生が豊平川上流の南区小金湯で化石を発見。市内初となる脊椎(せきつい)動物化石として注目を集めました。館内には、全長約7mに及ぶ迫力満点の骨格復元標本の他、実際に発掘された肋骨(ろっこつ)や胸骨(きょうこつ)の実物標本も展示されています。
※海に生息する哺乳(ほにゅう)類の一種で現在のジュゴンやマナティーの仲間

○まめ知識 サッポロカイギュウには歯がない!?
口の中で発達した「咀嚼板(そしゃくばん)」という硬い器官で、コンブなどの大きな海藻をすりつぶすように食べていました。

●小金湯産クジラ
サッポロカイギュウよりも古い約900万年前の地層から発見されたクジラ。平成20(2008)年から5年間にわたる発掘作業により、尻尾と頭の先端を除くほぼ全身の骨の化石が産出し、全長15mに達する大きな個体であることが判明しました。全容は調査中ですが、セミクジラ科の特徴を持つ化石の中では世界で3番目に古いと考えられており、はるか昔のクジラの進化を解き明かす世界的にも重要な資料になることは間違いありません。

骨格図は現在生息しているセミクジラのもので、小金湯産クジラ化石のものとは異なります。
出典:E.FordyceandC.deMuizon,2001実物標本

■魅力ある展示は他にも…
○見開き展示
扉を開くと、札幌で見ることのできる動植物が一目で分かるだけではなく、生物多様性についても学ぶことができます。

○アンモナイト化石
道内各地で発見された大小さまざまな約60点のアンモナイト化石が並んでいます。

○図書コーナー
自然科学に関する専門書から子ども向けの絵本まで、1,500冊以上の図書を自由に閲覧することができます。
貸し出しは行っていません。

○樹脂封入標本
透明なキューブに入った昆虫や植物を間近に観察できる子どもたちに大人気の標本です。

■イベントのお知らせ
◆博物館活動日誌’20
開催期間:4月24日(土)まで
入場無料
アンモナイト化石や植物の研究、市民参加型のセミ調査など、昨年の活動成果を標本や写真で紹介します。

○同時開催 全問正解で缶バッジをゲット 館内クイズラリー
館内の展示を見ながら、3問のクイズに挑戦しよう!
受付時間は10時~16時30分まで。

■博物館活動センター利用案内
開館時間:火~土曜10時~17時
休館日:日・月曜、祝日、年末年始
入館料:無料
所在地:平岸5条15丁目1-6
交通機関:地下鉄南北線南平岸駅から徒歩約14分、澄川駅から徒歩約10分(駐車場あり)
電話番号:【電話】374-5002

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〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館ビル5階

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