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令和3年度知内町教育行政執行方針(1)

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北海道知内町

■はじめに
令和3年知内町議会第1回定例会の開会にあたり、新年度の教育行政について、所信と主な施策について申し上げます。
令和の新たな時代が始まり、情報化・グローバル化等、加速する社会の変化とともに、私たちは新型コロナウイルス感染症の脅威と向き合い、先行き不透明な時代を迎えています。知内町教育委員会は、こうした中、命・健康を最優先に考えながらも、子どもたちがふるさとに誇りを持ち、それぞれの夢に向かって可能性を発揮し、幸福な人生と地域社会の担い手になることや、長寿命社会の到来が言われる今、世代を超え、心の豊かさ、自分らしさの発見を求める生涯学習の充実に向けて、学校・家庭・地域と連携を図りながら、創意ある教育行政の推進に取り組んでまいります。

■基本的な考え方
このような認識の下、教育行政に臨む基本的な考え方について申し上げます。
1点目は、「一人一人の学びを支える学校教育の推進」です。
学校では、臨時休校措置で再認識された学校の役割を念頭に、きめ細やかな生徒理解や個性を生かした学習指導、生徒指導に努め、これからの学習基盤であるICTの活用を図りながら、主体性・協働性を育てる教育活動に取り組みます。また、地域に学び、心に根を張る学習活動を推進し、子どもたちのふるさとを大切に思う心を育ててまいります。
2点目は、「生き生きと学び人々がつながる社会教育の推進」です。これまで、学びの成果は学習者だけに留まらず、地域を支える貴重な財産となってきましたが、人口減少による地域コミュニティの変質と現下のコロナ禍により人間的なふれあいの分断が続いています。あらためて、地域に根ざした社会教育を推進し、工夫を凝らし、人々の交流や諸活動を徐々に広げ、お互いがつながることで、孤立することのない共生社会の実現に努めてまいります。

■教育行政の推進
次に令和3年度の主な施策について申し上げます。

▽主要な施策
1.学びの質を高める施策の推進
2.学びを支える施策の推進
3.地域創生・国際理解に学ぶ知内高校の推進
4.生き生きと学ぶ社会教育の推進
5.令和の時代にふさわしい運動やスポーツの推進

1.学びの質を高める施策の推進
子どもたちが自分自身のよさや可能性を認識することは、夢実現のための原動力であります。その年代にふさわしい自己決定の機会を設け、学習・資格取得・文化スポーツ活動等に直向きに努力する資質の育成に学校・家庭・地域が連携して取り組んでまいります。
幼児教育については、令和4年度に公私連携幼保連携型認定こども園が開園予定です。教育・保育の一体化に努め、豊かな遊びや交流を通して園児たちの心身の成長を図ります。開園の前年にあたり、統合する幼稚園・保育園両園の交流や職員研修に取り組みます。また、小学校体験入学や出前授業等をはじめ、幼保小のつながりを大切にします。
学校間の連携については、学習内容の高度化、定期考査や教科担任制、部活動、生徒数等、教育環境の大きく異なる小学校と中学校が連携する小中一貫教育サポート事業(北海道研究指定)に取り組むほか、小学校3校児童の合同学習や学校行事の充実を図り、交流の輪を広げることに努めます。
特別支援教育については、インクルーシブ教育の理念を踏まえ、交流・共同学習を推進し、一人一人の教育的ニーズに応じた指導・支援に努めます。併せて合理的配慮協力員や実態に即した支援員の配置を継続することで支援体制の充実を図るとともに、特別支援協議会・教育支援委員会を軸にした学校間・校種間・教育委員会・保健センターとの連携を図ります。
英語教育の充実については、小中高等学校英語教育支援事業(北海道研究指定)に取り組み、小中高10年間の系統的な指導体制づくりを推進し、昨年度配置の英語専科教員については小学校の教科担任制の長所を生かし、児童の「聴く・話す・読む・書く」のバランスの取れた英語力と積極的にコミュニケーションを図ろうとする資質を育みます。
また、ふるさと納税を活用した町の未来を担う人材育成に対する支援として外国語指導助手(ALT)2名体制を継続し、児童生徒が生きた英語に触れ合う機会の拡充を図ります。
ICT教育については、教師が効果的にICTを活用し、児童生徒が発達段階に応じた情報モラルとICT活用能力を身に付けることが大切です。ICT支援員事業をさらに拡大し、デジタル教科書の活用等、教員の指導力向上研修の充実を図ります。併せて、学校には高速大容量の通信環境を整備し、町内の小中学生には1人1台の端末を配備します。
キャリア教育については、各校種に応じて、農業体験活動・インターンシップ、企業訪問等により、望ましい勤労観や職業観を育む教育活動の充実を図るとともに、高等学校では、地域創生学習プログラムにおいて議会・行政機関・民間企業・大学等と連携した地域課題をテーマとする探究活動に取り組み、児童生徒の将来の夢や希望につながる体験学習の充実に努めてまいります。
ふるさと教育については、地域の未来を担う人材を育てるため、郷土資料館を中心に、地域の教育資源を整理・活用した学習プログラムのもと、先人が積み重ねた歴史や文化に触れる学習の拡充を図ります。
また、転入教職員、町外からの高校入学生徒対象の巡検・学習会を実施します。

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